Beyond the classroom

Boothでのクラブ活動:Booth Soccer Club編

皆さん、こんにちは!Class of 2021のY.Oです。

今回は、MBA生活の一部としてNon-professional Clubの活動、特に私が所属しているBooth Soccer Clubの活動についてご紹介したいと思います。

クラブ活動って盛んなの?

まずは、Boothにはどのようなクラブがあるのか一部ご紹介します。Boothには140を超えるクラブがありますので、全てを記載することはできませんが、例としてAthleticsに絞っても以下のようなクラブが存在します(なにせ数が多いので、漏れがあるかもしれません)。

Soccer / Basketball / Dance / Football / Golf / Squash & Tennis / Boxing / Cricket / Ski & Snowboard / Triathlon & Running / Volleyball / Rugby /

他にも、Japan Clubのような出身地域に関連したクラブや、文科系のクラブ(ボードゲームで遊ぶクラブや、音楽バンドまで多種)もたくさんあります。就活目的やビジネス関連以外のNon-professionalクラブも相当数あることをご理解いただければと思います。ビジネススクールでも、勉強と就活ばかりしているわけではありません!

サッカークラブはどんなところ?

多数あるクラブ活動の中でも、Booth Soccer Clubは120名のメンバーが加入している人気クラブです(Booth生の10人に1人はメンバーという計算)。日本の大学のサークル活動とは違い、複数チームが乱立しているわけではなく、Boothの名前を背負う公認チームが一つある形ですので、自ずと大所帯になっています。また、サッカークラブはインターナショナル生の比率が大きく、特にサッカーが盛んな中南米・南米出身者が多数在籍しています。

この国際色豊かな雰囲気は個人的一押しのポイントです。高い技術でボールをキープするメキシコ人や、巨体を生かしてパワープレイを繰り出すチリ人など、多様なタイプの人が入り乱れてのサッカーは世界から人を集めているMBAならではかもしれません。サッカーの場合は中南米・南米が多いですが、競技によってこの構成比率は色々なのだろうと思います。

また、クラブ代表の一人が女性で、女性選手も複数在籍しているのも興味深いところです。こちらでは皆さん普通に男子に交じってプレーしており、女子サッカー世界一の国の強さを実感します。もちろん、普段の練習では女性か否かに関わらず節度を持ってプレーしているので、女性でサッカーに興味があるかたも、ぜひ気軽にサッカークラブも検討していただければと思います。

サッカークラブの活動

クラブ活動は、週2回の練習と不定期の対外試合、そして年2回のMBA大会の参加が主な活動です。この秋学期は公共政策大学院、法科大学院、ケロッグとの対抗戦ならびにUCLAでのMBAトーナメントに参加しました。

・ ケロッグ対抗戦

同じシカゴにあるビジネススクールとして、負けられない戦いです。年2回開催されています。今学期の対抗戦は、生憎大雨の中での試合となりましたが、両チームとも身体を張った良試合となりました(2-1でブースの勝利!)。

・UCLA MBAトーナメント

今学期のハイライトの一つですが、ロサンゼルスで開催されるUCLA主催のトーナメントに参加しました。同大会は学期中の開催になるため、金曜授業後に飛行機で移動・前日入りし、週末の土曜日・日曜日を使って試合を行います。この大会は計16チームが参加しており、4チーム総当たりのグループリーグ後、上位8チームがノックアウト方式の決勝トーナメントを戦います。つまり、2日間で30分ハーフの試合を最大6試合戦うことになります。経験のある方なら、アラサーの人間にとってどれほどCrazyな日程かおわかりいただけると思いますが、交代自由のため各スクールの持てるリソースをフル活用した総力戦という感じでした。今回シカゴブースはA/Bの2チームが参加。Aチームは真剣勝負、Bチームはフレンドリーな雰囲気のメンバー構成でした。Aチームがグループリーグを突破しましたが、準々決勝敗退という残念な結果となりました。次回2月のオースティン大会での雪辱を誓っています。結果はともあれ、計5戦を共に戦ったチームメートとは強い絆ができたと感じますし、また、温かいロサンゼルスでお日様の下サッカーをし、ビーチで美味しい酒を飲み、ピッチ外でもチームの皆とたくさん交流できたことはとても良い思い出にもなりました(一部メンバーの勝負→バカンスへの切り替えの早さと言ったら。。)。

なお、普段の練習は、夏~秋にかけては学内施設のStagg fieldを利用しており、綺麗な人工芝でクラブハウスもあります。冬はインドアの外部施設利用になりますが、雨天を気にする必要がなく快適です。

クラブ活動のすすめ

Non-professionalのクラブ活動は言ってしまえば遊びではありますが、サッカークラブのようにスクール名を背負ってプレーする熱い一面もありますし、学業面やビジネスを気にせず人付き合いができる気楽さが魅力だと思います。異文化交流がMBAの一つの醍醐味だとするならば、友人たちの素の一面が見られる機会は貴重だと思います。こうしたクラブ活動はWhy MBAではないかもしれませんが、それでも貴重な経験・時間の一部になるだろうと思いますので、興味のある方は在校生にこうした部分もぜひ気軽に質問などしていただければと思います。

 

それでは皆様、Boa Sorte!

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Boothでのクラブ活動:Investment Management Group編

Class of 2021のYTです。今年度の2ndラウンド出願の方々はアプリケーション作成でまさに正念場かと思いますが、ラストスパート頑張って下さい!

Boothでは先週(12/9週)で秋学期を終えました。1年生にとしては通常の授業の他、LEAD、クラブ活動、Thanksgivingなど様々なイベントが目白押しであった最初の学期でしたが、今回はクラブ活動(BoothではProfessional系をGroup、Entertainment系(?)をClubと一般的に呼ぶ傾向があります)のうち、自分のInvestment Management Groupでの活動を紹介させて頂ければと思います。

そもそもProfessional系のクラブとは?

いわゆる就活(特に夏のインターン)を意識したクラブです。Booth内で有名なところでは、Management Consulting Group (MCG)・Investment Banking Group・Business Solutions Group・Private Equity Group・Entrepreneur/Venture Capital Group (EVC)等が挙げられます。これらに加入しますと、Co-Chairの2年生等から発信される就活・インターン情報等を入手できる他、冬から始まるインタビューの対策(mock Interviews)や、Thanksgiving或いは冬休み中のTrek(企業訪問)への参加等もできる様になります。志望業界に関連するGroupに入るのが多くの生徒の一般的な流れです。

Investment Management Group(IMG)とは?

その中でもIMGはInvestment Managementへの就活を意識したクラブになります。Investment Managementと言っても幅広いですが、一般的にはPublic Equity(及びCredit)をカバーし、ファンドで言えばMutual Fund又はHedge Fundに分類される会社への就活を意識している学生が殆どです。国籍はアメリカ人だけでなくインターナショナルも非常に多いですが、殆どのメンバーが卒業後もアメリカに残り就職をしたいと考えている傾向があります。

IMGでの大きなイベントとしては、

 9~10月 2年生主催のストックピッチ作成勉強会(Booth Equity Analyst Training、通称: BEAT)を受講

 ⇒ 業界未経験者が多い中で、IM就活では必須となるストックピッチ(株の"買い"/"売り"をピッチとしてまとめたもの)の作成方法をここでゼロから学んでいきます。

 10月~現在 IMGで運営しているStudent Fund(Student Managed Investment Fund、通称: SMIF)における1年生の活動開始

 ⇒ SMIFは所謂模擬のヘッジファンド(実際に運用も行っていますが)であり、1年生は自身の作成したストックピッチの発表・Q&Aを行います。グループ加入にあたっては2年生との面接もあり準備はが大変ですが、加入してみると勉強会としての学びも非常に大きいです。

 10月~12月初旬 (USの各ビジネススクールにて主催)

 ⇒ 各学校のIMクラブが主催するコンペにBooth代表として参加します。ピッチの準備過程がまさに実際の仕事に近い過程になりますし、そもそも良い結果を出せればResume上でも強くアピール出来るので皆気合を入れて取り組みます。

ストックピッチコンペティション@MIT Sloan(2019/11/22)

自分はそもそもIMGでの活動スタートが若干遅めだったため、Booth主催のChicago Booth Investment Competition(10月)には参加せず、11月下旬のMIT Sloanにおけるコンペ(MIT Sloan Investing Series 2019)に参加することになりました。

参加メンバーは自分含めて3名(アメリカ人、中国人、自分)。正式なコンペ要項(対象銘柄、ピッチ枚数、ピッチ時間 等)が開催日10日ほど前に通知され、そこからプレゼン資料の作成をほぼ毎日集まりながら行っていきました。

対象銘柄は米国上場が条件でしたが、中国人同期のexpertiseを活かすために、米国上場の中国食品企業をターゲットとして調査を開始しました。自分は唯一の金融バックグラウンドだったので、プロジェクションやバリュエーションといった数字面を主に担当しました(因みに中国人同期はコンサル出身だったのですが、投資仮説(Investment Thesis)の作り方・スライドの見せ方等はやはりさすがだなと思わされました)。

そして11/21にボストンへ渡航(コンペは通常金曜日に行われます)。11/22当日は1次・2次(決勝)とあり、それぞれ違う審査員から評価を受けるという仕組み。我々は1次は難なく通過し2次へ。2次には4チームが勝ち残っており、他のチーム(公平性を期すために学校名はblind)には、全員2年生のチームがあったり、プレゼンのめちゃくちゃ上手いチームもあったりと、かなり圧倒されてしまいました…そして我々チームの発表タイム。自分はプレゼンこそ何とかなりましたが、QAのパートでは今思うと初歩的な質問に頭が真っ白になって答えられず、チームメイトに助け舟を出してもらうなど散々でした…

そして、結果発表の時間。3位、2位と呼ばれて、あれもう1位か最下位しかないぞと思った矢先、"1st position is Chicago Booth!"との発表が!嬉しさと同時に自分がBoothを代表しちゃっているんだという誇らしさでまさにシビれました。チームメイトで喜びを分かち合い、その後のNetworking Sessionでは審査員や他チームからも多く祝福を頂き、一生忘れられない最高の一日となりました!

最後に

今回自分が参加したストックピッチコンペに限らず、各ジャンルのクラブ対抗コンペが秋学期(10~11月)にかけて多く行われます。1年生は最初の学期ということでかなりバタついている中で準備を進めなくてはならず、体力的にも精神的にもかなり負担がかかります。しかしながら、①同級生との貴重なグループワーク機会、②就活・インターン活に向けた良い準備機会、③他校とのネットワーキング機会、という観点からは非常に得られるものが多いと思います。来年以降の新入生にも是非こういったコンペの機会に積極的にチャレンジして頂ければと思います。

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Fintech at Booth

こんにちは、Booth Class of 2020のTHです。

ファイナンスとテクノロジーは多くのBoothの学生が興味を見せる二大分野であり、それらの融合であるFinTechに関連する活動は、自ずと大変な盛り上がりを見せています。私自身、FinTech ClubのCo-Chairとして、米国におけるFinTechの先進的な試みを数多く学んでいます。ここでは、BoothにおけるFinTechの取り組みの一部を、クラス内・クラス外に分けて紹介させて頂きます。

クラス内での機会

Boothの授業選択のFlexibilityを支える重要な要因として、学生や社会のニーズをいち早く取り入れる豊富な授業のラインナップがあります。例えば、FinTechの分野においては、‘The FinTech Revolution’ や’Cryptocurrency and Blockchain: Markets, Models and Opportunities’といった授業がここ数年で開講され、人気授業となっています。

また、Boothが近年力を入れているEntrepreneurship関連の授業を履修することで(EntrepreneurshipのConcentrationとして登録されている Boothの授業は、当記事執筆時点でなんと45も存在します!)、FinTechに興味がある学生とチームを組んでアイデアを試すことが可能です。例えば、私は一年生の秋学期に履修したEntrepreneurial Discovery(チームを組んで事業アイデアを練る授業)を通じて、FinTechに関するビジネスプランを構築する過程で、現地のFinTech企業のプロフェッショナルとの多くのコネクションを持つ事が出来ました(この活動を通じてインターンシップのオファーを貰った学生も居ます)。

入学してすぐの秋学期から、このような実践的な授業を通してアウトプットを試すことが出来るのは、BoothのFlexibilityの一つの真骨頂であるといえます。

クラス外での機会

金融活動が盛んなシカゴには多くのFinTech企業が存在します。Boothの学生は、Polsky Center(Boothが運営する起業家育成センター)やクラブ活動などを通して、それらとの緊密な関わりを持つことが出来ます。ここではシカゴの先進的なFinTech企業の一部を紹介させて頂きます。

BrainTree
2007年設立。Web上の決済サービスを営む会社です。米国の若者では知らない人が居ない’割り勘ツールVenmoを買収した会社として有名です。現在は決済サービス大手PayPalの一事業となっています。

Ascent
2015年設立。自然言語解析などの技術を使い、クライアントに関係のあるコンプライアンス関連の事象を自動的にアップデートするサービスを提供しています。Ascentは、近年米国で急成長している’RegTech’(Regulatory Technology)の関連企業に位置づけられます。

実は、上記の企業はどちらもBoothの卒業生によって設立されました。それだけではなく、どちらもPolsky Centerが主催するNew Venture Challengeを通してアイデアが練られ、Finalistとして勝ち上がったという大きな共通点があります(中でもAscentはPolsky Centerによって $315,000の投資を受け入れています(https://polsky.uchicago.edu/2018/03/01/uchicago-invests-in-regtech-company-founded-by-chicago-booth-alums/)

Boothの目玉イベントとして知られるNew Venture Challengeですが、その20年を超す歴史の中で、学校の一イベントという枠を超えて多くの起業家の育成に成功していることが分かります。FinTechという一分野をとっても、Boothの提供する機会の豊富さと、社会へのインパクトの大きさに驚かされます。

Marketing Trek 2018

Class of 2020のKです。昨年12月にMarketing Trekに参加しましたので、その内容をレポートします。

 そもそもTrekとは何か?他にどのようなTrekがあるのか?については、過去のポスト(Tech Trek 2017レポートHealthcare Trek)をご覧ください。

 Marketing TrekはMarketingというFunctionを軸とした企業訪問旅行です。今回の参加者は8人で、Seattleにて4社(MicrosoftAmazonBoeingStarbucks)、San Franciscoにて6社(SalesforcePremier NutritionLinkedInGoogleOld Navy(GAP)、Lyft)を訪問しました。各企業ではBoothアラムナイを中心とした社員の方の話を伺ったり、工場見学をさせていただいたりなどしました。

 この種のTrekは就活目的で参加する人が多いのですが、このMarketing Trekは、就活とは無関係に純粋にMarketingに興味を持っている人(私含む)も参加しており、もちろん真剣でありながらflexibleな、とても雰囲気の良いTrekでした!

 以下、特に印象に残った企業についての感想です。

 

·       Microsoft

 BoothアラムナイのSatya NadellaがCEOになりもたらした変化についての話題が面白かったです。Hardwareも扱っているので、開発中の製品や3Dプリンター等も見せてもらいました。

 

·       Amazon

 決済分野等の新しい事業も含め、世界中の日常生活にますます浸透してきているという印象を受けました。2018年にオープンしたばかりのSpheres(ワークスペース)や、Amazon Goを訪問することができて良かったです。ペットを連れてきている社員の方が多いことも印象的でした。

·       Boeing

 B-to-B Marketingの奥深さを知ることができ、今回の旅のbest momentだったかなと思います。まずは最新型の機内のモデルを見せてもらい、seat designや照明の工夫など、最高のflightを提供するための企業努力を知りました。また、顧客であるAirlineに対して実際にどのようにセールスを行っているのかを実演してもらい、例えば競合他社がより低い価格で航空機を売っているわけですが、耐用年数を踏まえるとコスト面の優位性もアピールできるなど、売り込み方によって商品価値を高めていけるということを学びました。

 

·       Starbucks

 世界各国に様々なカフェ・ドリンク文化がある中で、市場に浸透して行くための工夫が興味深かったです。カフェ店舗がスタバの象徴である中で、販売チャネルの多様化も印象的でした。コーヒーや紅茶の試飲もさせてもらいました。

 

 ·       Google

 パネルの皆さんがGoogliness(日本語ではGoogle人らしさ、でしょうか)についてしきりに語っていたのが印象的でした。社員の皆さんのjob functionも非常に幅広く、結果として個別の事業について突っ込んだ話はできず。大企業だなと思いました。

 

·       Old Navy

 安心感の裏にある顧客獲得・維持のための工夫が面白かったです。変わらぬ魅力を提供するためには、組織内部は現状維持ではいけないと思い知らされました。

 

·       Lyft

 Ride Shareという新しい業態のため、それぞれの社員がentrepreneurshipを持つことで急成長を実現しているようでした。パネルの方がchallengeもopportunityも多くexcitingだ、と言っていたのが印象に残っています。訪問したのがクリスマス前の金曜だったためオフィスにはほとんど人がおらず、働き方の柔軟さも感じました。

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また、訪れた街についての感想も。

 ·       Seattle

 気温はそこまで低くないのですが、ずっと雨が降っていてジメジメしていました。Chicagoは非常に寒いし雪も降りますが、カラッとしているので、良し悪しあるなと感じました。

ただ、働く人に優しい街だなという気がしました。ワシントン州は個人に対して所得税がかからないところが魅力的だと思います。またSeattleは最低賃金が$15/hourで、これを確保するためレストランではチップ込みの値段を請求されることが一般的であるようです。

Seattleで働く日本人のエンジニアの方にも会い、とっても働きやすいよという話を聞きました。日本で消耗している方はぜひSeattleへ。

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·       San Francisco

 中心部は高層ビルが規則正しく立ち並び東京に似た雰囲気を感じました。気候も良いし、アジア料理へのアクセスも良さそうです。ただ大都会ゆえではありますが、街ゆく人の雰囲気から貧富の差を感じる場面が多々あり、歩いてて怖いなーというエリアも結構ありました。

 Trekと関係ないのですが、空き時間に隕石が落ちているところを目撃しました。

·       Mountain View (Google)

 だだっ広い土地に大きなGoogleの本社(ビル複数)がポツポツと建っていました。率直に言えば何もないところだなと思いましたが、駅周辺のレストランなどは充実しており、また更なる開発も予定されているそうです。San Francisco中心部に住む人は片道1時間ほどかけて通勤しているそう。この通勤の時間も自分にとって色々物事を考えるための大切な時間なんだ、と言っていたパネルの方がいました。

 

全体として、各企業のMarketing戦略、働き方、オフィスや街の雰囲気など、訪問したことで得られた情報がたくさんあり、貴重な機会となりました。多くの企業は、一般旅行者としては立ち入ることができず、MBA(Booth)の学生だからこそ訪問を受け入れてくれました。これもMBAのメリットの一つだと思います。Boothが西海岸の企業やMarketingに強いというイメージはあまりなかったのですが、実際に訪れてみると、どの企業にもたくさんのアラムナイがいて驚きました。受験生の方もぜひ、先入観にとらわれずBoothのリソースの豊富さを知っていただければと思います。

 同級生との交流を深められたこともとても良かったです。少人数だったので全員と深い話ができ、食事や観光も一緒に楽しみました。このうち4人とはAirbnbで一緒に滞在し、夜中までNetflixを見たりして盛り上がりました。

Trek Leaderは企業へのアポイントや交通手段の確保等、とても気を配ってくれました。私は同級生でありながら、いち参加者として恩恵を得てばかりで申し訳ないなという気持ちになりましたが、Trek Leaderは ”My pleasure. This is work of love” と言っていました(器が大きい!)。Boothはpay it forwardの精神を大切にしているcollaborativeな校風で、私もエッセイではちゃんとcontributeするよーと書きましたが、優秀な同級生たちの中で付加価値を提供するのは実際のところ簡単ではないなと感じます(貢献できていなくても優しくサポートしてくれる同級生ばかりです、本当に)。授業料払ってるからいいんだと言ってしまえばそれまでですが、どこか足りない、貢献できていないという気持ちを今後の自分の成長に繋げていけたらと思います。

 

以上、Marketing Trek 2018レポートでした!

 

家族帯同 @ Chicago

こんにちは、Class of 2020のT.K.です。

今回はアカデミックな話題ではなく、家族帯同でChicagoに来る可能性がある方向けに子供を連れて楽しめる場所を中心に居住エリア周辺にある様々な施設を紹介させていただきます(もちろん大人の方だけでも楽しめます)。

 私自身は妻と子供二人(渡米時点で4歳の長男と生後2ヶ月の次男)と一緒にChicagoに移り住んできましたが、自分が学業に集中するためには、家族が現地の生活をエンジョイすることが非常に重要だと実感しました。そういう観点ではChicagoには大都市ならではの豊富なオポチュニティがあり、大変助かってます。

 ①    Chicago Children's Museum (Navy Pier内)

居住エリアから徒歩20分程度のところにあるNavy Pierという複合商業施設の中にある子供向け博物館です。幼児から小学生まで各年齢に合わせた遊び場があり、見たり、触ったり、走り回ったりして一日中楽しめます。また、Navy Pierには大きなフードコートや観覧車などの乗り物もあるので、博物館を出たあとも楽しめる場所がたくさんあります。ちなみに毎週木曜日の夕方と毎月第一日曜日は博物館の入場が無料です。

URL: https://www.chicagochildrensmuseum.org/

 

②    Shedd Aquarium

居住エリアから徒歩30分程度(車だと10分程度)のところにある、シカゴ最大の水族館です。32,000(1,500種)を超える海洋生物を有しており、敷地も相当広く、日本でも同規模以上の水族館は数えるほどかと思います。世界中の海洋生物が展示されており、生息地域別に展示エリアが分かれており、見どころ満載です。ちなみに、シカゴ市民は常に入場料が半額になるうえ(図書館カード、免許証、郵便物などによる証明が必要)、イリノイ州民の入場料が無料になる日も設定されています。

URL: https://www.sheddaquarium.org/

 

③    Field Museum

Shedd Aquariumに隣接しており、恐竜の化石、動植物の剥製、昔の人の暮らしの風景などが展示されています。中でも一番有名なのが、世界で最も完全に近いT.REXの全体標本であるSue(愛称)の展示です。やや大人向けの展示が多いため、子供連れの場合は小学生以上の方が楽しめるかもしれません。

URL: https://www.fieldmuseum.org/

 

④    Maggie Daley Park

観光名所として有名なMillennium Parkに隣接する公園で、巨大な屋外遊具(無料)があります。居住エリアからは徒歩5分程度ですので、週末にふらりと気軽に遊びに来ることができます。また、冬場にはアイススケートリンクが開設され、入場料は無料です。スケート靴をレンタルする場合は一人一日$15となります。連休中は靴をレンタルするのに長蛇の列ができることもあるので、スポーツ用品店などでスケート靴を購入するのもおすすめです(初心者用だと$60程度で買えますので4回行けば元が取れます)。

URL: https://maggiedaleypark.com/

 

⑤    Lake Shore East Park

住居エリア内にある公園で、滑り台やブランコといった遊具に加えて、広い芝生が広がったエリアもあります。普通の公園ではありますが、最も遊ばせることの多い場所です。公園を囲むようにマンションが立ち並んでおり、Downtownの喧騒とは隔離されているため、非常に安心して子供を遊ばせることができます。また、周囲のマンションにはBooth生以外にも子供連れの日本人家族が複数住んでいるため、子供同士が公園で一緒に遊ぶこともよくあります。冬場は雪遊びやソリ遊びなどが気軽にでき、冬のシカゴを子供と満喫できます。

 

⑥    Lincoln Park Zoo

バスで北に15分程度のところにあるLincoln Parkという公園内にある動物園で、1年を通じて入場料が無料です。無料とは思えないほどの展示の豊富さがあり、巨大な屋内遊具もあるので、子供連れにはうってつけの施設です。カフェテリアや売店なども所々にあるので、手ぶらで来園しても、一日中楽しむことができます。また、冬場には夜間のライトアップや各種イベントなども開催されます。

URL: https://www.lpzoo.org/

 

⑦    Museum of Science and Industry

Chicago大学のメインキャンパス近辺にあり、居住エリアからだとMetra(電車)もしくは車(Uber)での移動となります。名前のとおり、科学関連の展示が中心となっておりますが、目で見て体験できる展示が多く、未就学児でも楽しめるような内容になってます。中にはヒヨコの孵化が見られる展示もあり、ヒヨコが生まれる瞬間を常時見ることができます。常設展だけでも、全てを1日で見るには難しいほどの量があり、充実した内容となっております。なお、当博物館もシカゴ市民の入場料割引とイリノイ州民のFree dayが設定されています。

URL: https://www.msichicago.org/

 

これらの場所は、勉強に疲れたときに御家族を連れて息抜きをするにも良いですし、グループワークや授業の課題などで家を空けるときに御家族に楽しんでもらうにも良いですし、他の家族と一緒にいっても楽しいと思います。また、今回ご紹介した施設以外にもたくさんの遊び場がありますので、Chicagoにお越しの際は、是非、散策していただければと思います。