Chicago Booth での就職活動

キャリアチェンジ、キャリアアップはMBAを取得する主要な目的の一つです。また、学校での授業や友人との交流をきっかけとして卒業後の目標が入学前と変 わることもしばしばあります。個人のバックグラウンド、能力に大きく左右されますが、Boothの学生はリクルーターからの評価も大変高く、学校のネー ムバリューを最大限活かして就職活動を行うことができます。しかしながら景気の動向が就職市場に大きな影響を及ぼすことも付け加えておきたいと思います。

 

卒業生の進路先

現在、日本の各業界でBoothの卒業生が活躍しています。投資銀行・コンサルティングファームなどのプロフェッショナル・ファームで活躍する方に加え、製薬等を含む製造業や、E-commerceをはじめとするサービス業への就業者も多くいます。また、中長期的なキャリアとしては、起業や大企業のマネジメント職に転進する方も多いです。

 

米国就職活動スケジュール例

10月:Explore Career Option
色々なキャリアパスのリサーチなどをします。一番大切なリソースは、希望する業界でサマーインターンをした2年生です。いいことから悪いことまで含めてなんでも質問に答えてくれるので。

10月~11月:Networking
コンセプトとしては、色々な企業がキャンパスに来て、会社のPresentationをした後、軽食/カクテルを楽しみながらネットワークするという感じです。会社にもよりますが、1人のRecruiterに対し、5~6人の生徒が群がります。やはりみんなアグレッシブなので、自分のAir Timeを確保するのが結構大変です。更に、バカな質問をすると目だってしまうので、会話の流れを考えながら、いつどんな質問でどのように会話に入っていくかも重要です。
Networkingの重要度は業界によって違う気がします。個人的な感覚としては、Finance/Industry/Consultingといった感じでしょうか。(特に投資銀行などは何回もイベントを儲け、毎回Inviteリストが絞り込まれるみたいです。)

12月~1月:出願
ResumeとCover Letterを仕上げ、各社にApplyする。ちなみにResumeは、10月くらいからひたすらReviseし続けます。

1月~2月:面接
まず、InterviewへのInviteリストが発表されます。
インタビューはFinance/Consulting/Industryの順で行われますが、みんなリスクをヘッジするために、かなりの数の会社に出願するので、業界/会社にもよりますが、Interviewリストに乗るのが結構一苦労だったりします。

3月以降:Recruiting継続
オンキャンパスのRecruitingは続きますが、学校とRelationを持っている主要な企業は、ほぼ1月、2月に面接をするので、3月以降は大分企業数が減るイメージです。