授業紹介

Japan Club メンバーが受講した授業を中心に、Booth の一部授業を紹介しています(ブログ記事から引用しているものもあります)。授業内容は2025年時点でのデータに更新していますが、本ページ下部に過去の授業紹介も掲載しています。全ての授業を確認したい場合は、このサイトから検索してください。

Foundations

最も基本となる3科目で、会計、統計、ミクロ経済学から1つずつを取得します。特に最も基礎的な科目については、Booth ではBaby - (例えば、Baby Accounting)という呼ばれ方をしています。それぞれ既に背景知識がある場合はAdvanced コースを受講することも可能です。

FLMBE (Functions, Leadership & Management, and the Business Environment)

基礎コースです。以下の8エリアから7エリア(各エリアから1つずつ、合計7コマの授業)を選択することが必須となります。

  • Decisions

  • Economy

  • Finance

  • Marketing

  • Operations

  • People

  • Society

  • Strategy

同じエリアでも複数の異なる授業が開講されています。以下はそのうちの一部です。

Electives

Booth には多数の興味深い授業がありますが、Elective は特にその分野に興味がある人が集まるため、一番「熱い」授業群といっても過言ではありません。一部授業は事前に取得しておくべき単位がありますが、多くのケースで背景知識がある場合は免除になるため、1年目の秋学期からElective に参加することができるのがBooth のFlexible カリキュラムの醍醐味なのではないでしょうか。なお、MPCS/MBA Joint Degree の場合、取得できるElectives の数に制限があります。

以下、過去のアーカイブですが、内容に大きな変化がない授業もありますので、ぜひご参照ください。なお、卒業要件や授業タイトルなどは大きく変更になっている場合があります。

Class of 2016 時点での情報

Class of 2014 時点での情報

Class of 2013 時点での情報

Class of 2012 時点での情報

Class of 2011 時点での情報

Class of 2010 時点での情報

Class of 2010 の授業感想

Foundation courses (Statistics, Economics, Accounting): 本情報は、2025年現在の卒業要件と異なります。
BoothのFull time MBAは20クラスの授業とLEADで構成されています。①Foundation Courses (3 courses)統計・経済学・会計の3科目はFoundationとの位置づけの下、卒業までの履修が義務付けられています。②Functions, Management, and Business Environment (6 courses)以下の7つの科目のうち、6つの科目を卒業までに履修するよう義務付けられています。Finance, Marketing, Operations, Decisions, People, Strategy, Business Environment③Electives (11 courses)選択科目です。

Boothの大きな特徴である”Flexible Curriculum”をレバレッジし、いきなりファイナンスの超ハードコアなコースを取る強者もいますが、多くの学生は他の学校でコア科目に位置づけられる①、②を最初の学期では受講します。シカゴの素晴らしい所は、一概にコア科目といってもレベルやカバー範囲が違うクラスが用意されていて、実務経験や目標によって自分流にカスタマイズできることです。

今学期、僕はFoundationに位置づけられる3科目を履修することにしました。授業の細かい内容についてはかけませんが、個人的な感想を書きたいと思います。

A)会計実務経験で結構会計の知識を使っていたので、アドバンスのクラスを取ろうか悩みました。Fancyなものよりも基本からきちっと学び直したいと思い、基礎のクラスを取ることにしました。結果良かったと思っています。

まず、自分の知識にモレがあった事にまず気付かされました。次に、すでに知っている事についても、なぜそうなるのか、だからどうなるのか、といった事についてStudy groupの中でグループメンバーや、授業の中で改めて学ぶことも多々ありました。

B)統計大の数学嫌い+全く未知の分野だったので、相当ビビってました。しかし、教授の教え方が非常に良く、3科目の中では一番分かったような気になっています。宿題は大変ですが非常に良く纏まっていてナイスです。Study groupメンバーが非常にしっかりしているのでそれもプラスに作用しています。

C)経済学文系なのに大学時代は変な式を見て眩暈がしたことだけが記憶に残っていました。未だに眩暈は止まらないですが、ビジネスの実例の解釈を通じて、なるほどと唸らされる事が多々あります。すごいスピードで進んで行くのでついて行くのが精一杯ですが、Study groupの雰囲気が良く、何とか食らいついています。

・・・全ての授業でStudy groupを組んでいる事に気付きましたか?みんなStudy groupを組んでいます。

最後に、あるStudy group メンバーがこんな事を言ってました。

“大学時代はとにかくガリガリ勉強してAを取ることが目標だったけど、MBAはそういう場所ではないと思う。将来のキャリアの為に学びたいと思う事を自分でしっかりと決め、勉強する場所だよね。Aを取ることも大事だけれど、今は(勉強していることの)理解をより深めたいという気持ちの方が強いな。”

目的意識が強い学生が多く、色んな人からいい刺激をもらっています。