皆さんシカゴといえばどのようなイメージをお持ちでしょうか。高層ビル群や美術館、ジャズを思い浮かべる方や、名前はよく聞くもののあまり街並みのイメージが湧かない方もいらっしゃるかと思います。本日はそんなシカゴの住環境や子育て事情について簡単にお伝えしたいと思います。
家族帯同でMBA留学を考えている方にとっては、ご家族の生活環境も学校選びの大きな要素となるかと思います。シカゴはNY、LAに次ぐ全米第三の都市なので、単身で来る方が学生生活を満喫する姿は比較的容易に想像できるかと思いますが、子連れの方にもおすすめの都市になっていますので、住環境という観点からも是非Chicago Boothに興味を持ってもらえればと思います!
1. 住居
多くのBooth生はシカゴのダウンタウンエリアに住んでいます。以下地図上の🏠アイコンにて代表的なマンションをいくつか示していますが、主にダウンタウンの東側、ミシガン湖に隣接するエリアにBooth生問わず多くの家族連れが住んでいます。共用スペースにプールやキッズルームを備えた子連れに優しいアパートメントも複数あります。このエリアは、BroadwayやMacy’s等があるダウンタウンの中心街まで数ブロックという立地にありながら、Millennium ParkやMaggie Daley Park、Chicago Children’s Museum、Ohio Street Beach等子供が喜ぶ公園や施設へも徒歩圏内となっています。 シカゴはバスや電車等の公共交通機関が発達しており、また日々の子供とのお出かけは徒歩圏内でも十分完結できるので、車がなくても楽しめる都市になっています。
2. 公園、施設、スーパーマーケット
ここでは、いくつか居住エリアから徒歩圏内にある公園や施設、スーパー等を紹介します。(各番号はマップ上の番号とリンクしています。)
① Maggie Daley Park (https://maggiedaleypark.com/)
The Beanというオブジェで有名なMillennium Parkはシカゴの観光名所になっていますが、その隣にあるMaggie Daley Parkは家族が楽しめる大きな公園となっています。Play Garden、Climbing Wallやスケートリンク等のアクティビティに加え、Kiddie CollegeやPlay Schoolといった児童向けのクラスも開催されています。上記の居住エリアから徒歩10分圏内にあるため多くの子連れ家族の憩いの場となっています。
Play Gardenの様子はこちら (公式HP https://maggiedaleypark.com/things-to-do-see/play-garden/より)
② Chicago Children’s Museum (https://www.chicagochildrensmuseum.org/)
居住エリアから20分程歩いた、Navy Pierと呼ばれるミシガン湖岸の埠頭には観覧車やレストランの入ったモールが位置しており、その中にChicago Children’s Museumがあります。Museumという名前ながら実際には大きな室内遊び場になっており、恐竜の化石模型の発掘場や消防車の模型、お店屋さんごっこが出来る子供用スーパー、Water City、図工教室等様々なコンセプトの遊び場があります。内容は定期的に変わるので、何度行っても楽しめるのは大きな魅力です。特にシカゴの寒い冬には貴重な遊び場なので、年会員になっている家族も数多くいます。
③ Ohio Street Beach
Chicago Children’s Museumのすぐ横にはビーチエリアがあります。ミシガン湖に面したコンパクトなビーチとなっており、夏には多くの方が訪れます。波もなく海沿いのビーチのように混雑していないので、特に小さな子供を連れていくにはおすすめの場所です。
④ Lake Shore East Park
居住エリア内にある公園で、滑り台やブランコ、アスレチックといった遊具が一通り揃っている為、最も気軽に遊ばせることが出来る場所です。公園を囲むようにマンションが立ち並んでおり、また、広い芝生スペースもあるため、Downtownの喧騒を感じないスペースとなっています。近くに住んでいる子供連れ家族が頻繁に訪れるため、親同士がここで顔なじみになることも多くあります。イースターにはEgg hunt、ハロウィンには仮装パレード等、家族向けのイベントも数多く開催されます。
⑤ Mariano’s
シカゴエリアを中心に展開するスーパーマーケットチェーンで、食料品や日用品はおよそ何でも揃います。アメリカでは車を前提とした大型スーパーが多い中、歩いて数分でアクセスできるスーパーがあるのは大変重宝します。店内には小さなバースペースもあり、近隣の方やBoothの学生もよく出没します。
⑥ Whole Foods Market
北に15分程度歩くとWhole Foods Marketもあります。オーガニック食品、鮮魚、精肉等も充実しており、Mariano’sに飽きた方や食材にこだわる方はこちらのスーパーも手軽に利用可能です。すぐそばにはChicago Boothのダウンタウンキャンパスもあるため、Evening Class受講後にデリコーナーに寄って帰ることもできます。
⑦ Chicago Riverwalk
ミシガン湖と繋がるChicago Riverに沿って、約2km程の遊歩道が続いています。途中にはカフェやビアガーデン、若干の遊具等があり、散歩をするだけでも十分楽しめます。Chicago Riverでは、Duck Derbyと呼ばれる数万個ものゴム製アヒルを川に放ちレースを行う慈善イベントが行われたり、St. Patrick’s Dayには川を緑色に染めたりと見どころ満載です。
今回の記事では徒歩圏内の施設等を中心に紹介しましたが、こちらの過去のブログではバスや車ですぐの美術館や動物園、水族館等も紹介しておりますのでぜひ合わせてご覧ください。
https://chicagobooth-japanclub.squarespace.com/student/blog/2019/1/8/-chicago
3. Daycare, Nursery, Preschool
子どもが多くの時間を過ごすこととなるスクール選びはMBA生活でも重要な選択になりますが、シカゴには公立や私立を含め多くの学校があります。特にDaycareやNursery、Preschoolといった保育施設がBooth生の居住エリアに多く存在するのもシカゴという大都市ならではの特徴です。いくつか代表的なものを以下の地図にプロットしていますが、住居から徒歩圏内のエリアでもこれだけの施設があります。全米チェーンのBright Horizonsや、モンテッソーリ教育に力をいれている先、少しダウンタウンの中心から離れ学費が安い所等、数多くの選択肢がありますので、きっとご希望に合った学校が見つかるかと思います。
今回は最近の記事とは毛色を変えて子育て環境について書いてみました。このほかにも、スポーツ観戦、ミシガン湖沿いの花火、バックパック一杯のお菓子が配られるハロウィーンイベント、近くの農場でのPumpkin Patchなど、家族と過ごすシカゴの魅力はまだまだいっぱいありますので、より詳しく聞きたい方は是非ご連絡頂ければと思います。