シカゴブースExecutive MBAについて

シカゴ大学ブース・スクール・オブ・ビジネスは、1943年に世界初のExecutive MBAプログラムを開設しており、世界のビジネスリーダー教育を牽引し続けています。

 

平均年齢37歳のミッドキャリアからエグゼクティブを対象としており、仕事を続けながらフルタイムと同等のMBA学位を取得することが可能です。キャンパスは、シカゴ・ロンドン・香港の3つに分かれており、例えば、香港キャンパスの学生は、21か月の間に、シカゴに3週間、ロンドンに1週間、香港に12週間程度、通学することになります(コロナ影響下においてはオンライン授業となっておりますので、詳細はお問合せください)。仕事の都合に合わせて、一部授業を翌年に延期したり、他キャンパスで受講することが出来るなど、仕事をしながらでも学位取得が出来るよう工夫されています(最長5年まで延長可能です)。

 

プログラムは、エグゼクティブ向けのジェネラルマネジメントを基礎から応用まで体系的に学ぶ内容となっています。課題やリーディングの量は多く、週10-15時間程度の自己学習時間を確保することが推奨されています。データや理論に基づいた問題解決手法であるシカゴアプローチは本プログラムにおいても重視されており、プログラムの構成や授業の教え方に反映されています。四半期毎に異なる5-6人のスタディグループで各授業の課題に取り組むことになるため、多様な地域・バックグラウンドの学生と関係を深めていくことが出来ます。キックオフウィークやインターナショナルウィークでは、シカゴ・ロンドン・香港キャンパスの学生が一同に集い、スタディグループを組みます。2年目の夏には、それぞれのキャリア志向性や専門分野に合わせた選択科目をシカゴキャンパスで受講します。選択科目は卒業後も受講することが出来るため、卒業生と在校生のネットワーキングの場にもなっています。さらに通常の授業と並行して、LEADと呼ばれるプログラムがあり、リーダーシップやキャリア開発についても継続的に学んでいきます。

 

卒業後の進路は多岐に亘っており、現職で昇進を目指していく人もいれば、転職や起業の道を選ぶ人もいます。一番多いのは、在学中含めて数年以内に転職をするパターンです。Executive MBAの場合は、フルタイムMBAのようなインターンシップやリクルーティングイベントはありませんが、プログラムを通じて多様なケイパビリティとネットワークが培われるため、結果として、より良い仕事のオファーをもらうことが出来るようです。日本人含めて卒業生の多くが、グローバル事業会社や金融機関のディレクター以上の役職で活躍されています。また、アントレプレナーシップ教育にも力を入れており、シカゴにあるPolsky Centerがベンチャーエコシステムの役割を果たしているほか、プログラムの終盤にはベンチャー投資家に事業プランをプレゼンする機会もあります。

 

Executive MBAの知名度は日本ではまださほど高くありません。その大きな理由の一つとして、在校生は仕事と勉強を両立(年齢的に子供がいることも多いため、家庭との両立も)しなければならず、情報発信になかなか時間を割くことが出来ないことが考えられます。一方で、アドミッションからは、もっと日本人のアプリカントを増やしたいという要望をもらっており、大変簡素ではありますが、こちらのページを用意させて頂きました。もし、本プログラムにご関心をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非下記までご連絡ください。プログラムのより具体的な内容のみならず、仕事を続けながらでもMBA取得できるのか、高い授業料に見合う価値はあるのか、などの疑問にも可能な範囲でお答えしていきたいと思います。必要に応じて在校生や卒業生、またアドミッションとのカジュアル面談もセットさせて頂きますので、お気軽にお問合せください。

 

シカゴブースEMBA日本人グループ連絡先

emba_jp@chicagobooth.edu

 

公式サイト

https://www.chicagobooth.edu/mba/executive

 

香港キャンパス イベント案内

https://www.chicagobooth.edu/mba/executive/admissions/events#asia-events