住居情報

アメリカの多くの都市で家賃・生活費は上昇していますが、シカゴはその中では比較的手頃な費用で充実した生活を送ることができる街となっています。このページでは、Chicago Booth 生が多く住むエリアをご紹介します。

ダウンタウン 

ダウンタウンに住む人は、世界的な大都市の環境を日々満喫できます。都市圏人口950万人(全米3位)、摩天楼がそびえ立つアメリカ第2の経済・金融拠点であるシカゴは、日本では「ビジネスの街」というイメージが強いですが、アメリカ国内では実は「観光の街」としても広く知られています。特に部屋から見える摩天楼の夜景には息を飲むばかり。このダウンタウンから大学の授業が行われるHarper Centerへは電車(Metra、片道3.75ドル)、シカゴ大学が運行するDowntown Campus Connector(無料)、バス、車、Lyft/Uberなどを使って約30分から1時間で通学することができます。またダウンタウン中心部にあるGleacher Centerの授業を受講する場合(主に夜間、土曜日の授業)は、シカゴ川とその両岸に立ち並ぶ美しい建築物を眺めつつ、徒歩数分で通学することができます(詳細はCampus の項をご参照ください)。

Metra 車内の様子:車内は極めて治安が良いです

Downtown Campus Connector

大学の催し物、パーティー等はダウンタウンにあるリバーノース、ゴールドコースト、リンカーンパークといった地区で行われる事が多く、これらに出席しやすいというメリットがあります。配偶者やお子様の観点からは、日常の買い物から英会話学校やカルチャーセンター・Pre school などに至るまで色々と行動範囲を広げることが出来ます。

Booth生が住んでいる主なアパートは以下が挙げられます(地図はこちら)。それぞれアパートの公式ウェブサイトにリンクしています。

この中でも、特にMPP は家賃が相対的に安いことから、20代の学生を中心に人気が高いアパートです。体感では住民の80% がBooth 関係者となっており、Booth のSocial のほとんどはここで起きているといっても過言ではありません。自習室やグループワークルーム、ジムなどもあります。ただし、パーティーなどが非常に高頻度に実施されているため、お子様連れでお越しの場合はMILA やShoreham など他のアパートの方が良いと思います。

家賃相場は、昨今のインフレ情勢を反映し、2025年現在最も安いMPP で1ベッドルーム 2075ドル/月 となっています(毎年100ドルほど上昇しています)。以下はMPP の写真です。

Living Room

Kitchen

Study Room

Pool

Gym

 

ハイドパーク

シカゴ大学のあるハイドパークに住む人は、ダウンタウンの喧騒から離れ、アカデミックな環境で勉強に打ち込む事ができます。ハイドパークで在校生の多くが住むRegents Parkという高層アパートからは、ミシガン湖を一望することができます。水平線から上がる日の出や、白い帆をあげて停泊するヨット群を見ることができ、リゾート気分を堪能できます。

この地域に住むメリットは、何といっても通学の便がよいことです。授業の合間にアパートに戻ることも可能ですし、大学で行われるグループ学習にも出席しやすくなります。ただし、2025年現在ハイドパークに住んでいるBooth 生は極めて少なく、夜間に行われるパーティーなどへの移動が不便になる点には留意する必要があります。

北部、北西部郊外(エバンストン、アーリントンハイツ他)

シカゴ市北部、北西部の閑静な住宅街。シカゴにオフィスのある日系企業駐在員は、この地域に住む人が多いです。Booth生では、お子様がいる場合、教育面を考えてこの地域に住居を決める人もいますが、ダウンタウンを挟んでHarper Centerまで車で1時間近い通学が必要になる場合が多いため、近年でそのエリアに住んでいる学生は稀です。また、郊外ではありませんが、Booth学生はリンカーンパーク、レイクビューにも住んでいます。レストランなどが多く、家賃も安いので車を保持している学生には魅力的なロケーションだと思います。