出国準備を振り返って

1年生のYSです。冬学期も今日からFINAL WEEKに突入しました。今学期はアントレの授業は、先週の客先へのPRESENTATIONが最終成果物で、REGRESSIONは宿題のような持ち帰り試験を先ほど提出してきたので、僕の教室の中での普通の試験はINVESTMENTSのみです。最近シカゴは急にあったかくなりすっかり春模様。寒がりの僕としてはとても嬉しいのですが、頭がボーっとして試験勉強に身が入らなくなったような気もします。(自分の怠慢を天気のせいにしているだけなので気にしないで下さい)さて、本題。シカゴ生活も半年以上が経ち、初めての海外生活ということで色々と日本から持ってきたり、現地で買ったりしたものがあるわけですが、その中で僕が日本でアメリカに行く前に買った主なものについて、個人的な感想を述べたいと思います。

変圧器

日本の炊飯器を持参して美味しいご飯を食べたいという方は持っていったほうがいいでしょう。しかし、そもそも炊飯器の違いが出るレベルのお米はミツワ等に出向いて買う必要があるので、安いお米でいいという人はわざわざ炊飯器を持参する理由がありません。且つ、大概にして炊き上がったお米は多くを冷凍保存します。冷凍保存してしまうと、炊飯器による味の違いが殆ど無くなってしまうのではないかというのが当方の感覚です。変圧器を買ったほうが現地で炊飯器を買うよりも安上がりという人のみ、変圧器を持ってくれば良いのではないかと思っています。日本製の炊飯器はミツワで簡単に手に入ります。変圧器が後で必要になればMoving Saleで比較的簡単に手に入ります。

尚、掃除機については意見が分かれますが、結論から言うと僕は変圧器を使わずに日本の掃除機を使ってしまっています。(壊れるかもしれませんが、安物なので別に気にしていません)日本製の電気製品はしっかりしているので、無茶に使っても2年間位は持つような気がしています。

携帯用PC

これはどっちでも良かったというのが僕の結論です。当方Panasonicの軽量PCを持っていったのですが、これは軽くて且つバッテリーがもつのでとても便利です。問題はOffice等が日本語表示であり、サポートが受けられないこと、且つ印刷設定やFontのデフォルト設定を変える必要があったり、キーボードの配置がアメリカと違うので、友達にタイプを頼むときに手間がかかったりします。シカゴの学生はOfficeを安い価格で2年間リースできるので、スペックにこだわりの無い人はこちらで携帯用PCを買っても問題ないと思います。シカゴの学生の多くはノートブック一台で学生生活を乗り切る人が多く、ネットブックはともかく通常スペックのPCを2台持っている人はかなり少数派だと思います。便利でよいとはいえますが、絶対に必要かと聞かれるとNoだと思います。

日本語の教科書私にとっては殆ど無意味でした。まず、読む時間がありません。また、英語の教科書の日本語訳であれば英語の教科書を読んだ方が良いと思いました。私は日本語の統計の教科書だけを読みましたが、それでも英語のレクチャーノートの方が分かりやすいし、それでも分からなければ教授に質問すればとても丁寧に教えてくれます。

PC用のスクリーン

これはとても便利です。スクリーンに国によるスペックの違いはないし、同じものをアメリカで買うと輸送中の故障等のリスクが高いので(返品すればいいのですが手間がかかります)消費者が厳しい日本で人気のもので、アメリカの電圧に対応しているものであれば良いかと思います。私はBENQブランドを使っています。

カラースキャナープリンター

シカゴに来る前に新しくカラープリンターを買いましたが、こちらで安物を買えば良かったと思っています。今住んでいるマンションにビジネスセンターがあり、トナーが勿体無いので白黒のプリントは全てそこでやっています。カラープリントとスキャンは使っていますが、日本のプリンターのドライバーをアメリカのPCにインストールできないケースがあります(私がそうでした)。私はメインPCをアメリカで買い、携帯PCを日本から持ってきているので、印刷やスキャンをするたびに携帯用PCをわざわざ起動しないといけない状況です。もし、MBA後に日本に帰る事を決めているのであれば、日本から持参するのも良いかと思いますが、将来そのまま海外で働こうという野心を持っている人はアメリカで安いモデルを買った方がいいのかも知れません。

そう考えると、シカゴでは生活に必要なものはほとんどなんでもそろいます。それでも、留学前にMBA受験仲間とわいわいがやがやと買い物を楽しんだのも、楽しい思い出です。