キャンパスビジット再開!

更新が滞っておりましてすみません。
(相方が)Twitterで頻繁に情報を発信しておりますので、@BoothJapanを是非フォローください!


最近はシカゴも(いくらか)暖かくなりつつあり、屋外飲食スペースや遊覧船も復活して土日は観光客を街で多く見かけるようになりました。今年に入り、アメリカではすっかりポストコロナに向けて大きく舵を切っています。そして、当校でも遂に対面でのキャンパスビジットを今月から再開しました!!

キャンパスビジットでは、校舎見学だけでなく、授業の聴講やアドミッションとのQAセッション、在校生とのランチと半日ですがイベントが盛りだくさんです!今期は5月27日までの毎週水曜日から金曜日の日程で、午前午後の部の2スロットがあります。なお、詳細についてはこちらをご参照ください。

私自身もスコアメイク後に妻とキャンパスビジットを行いましたが、実際に授業を受けたり、在校生と話したりする中で学校の雰囲気を肌で感じることができましたし、何より受験を乗り切ればこのような環境が待っていることを知ってモチベーションアップにもつながりましたのでオススメです。

 

なお、シカゴにお越しの際は本サイトの問い合わせフォームよりご連絡いただければ日本人在校生とのコーヒーチャットも個別に受け付けておりますので併せてご検討いただけますと幸いです。

 

それでは!

Class of 2023のプロフィールについて

今回はClass of 2023のプロフィールについて簡単にご紹介できればと思います。学年全体のデータはこちらをご参照ください。

①    人数

…13名

②    年齢

…入学時の平均年齢は30歳(中央値31)

③    出身業界

…インフラ、外資金融・コンサル、公認会計士、商社、日系金融、メーカー、VC、不動産、メガベンチャーとかなり幅広いです。

④    社費・私費

…社費と私費の割合は凡そ半々です。

⑤    テストスコア

…各試験の平均点と中央値は次の通りです:

TOEFLは平均点108(中央値109); IELTS利用者は若干名で全員7.5

GMATは平均点725(中央値720); GRE利用者も若干名で平均点323(中央値321)

⑥    海外経験

…海外大卒、帰国子女、交換/短期留学、海外駐在となんらかの海外経験のあるメンバーが多数ですが、所謂純ドメも一定数います。

⑦    合格ラウンド

…ファーストラウンドとセカンドラウンドのみでした。

以上となりますが、選考においては学業や職務上の実績、推薦状等も含めて総合評価となりますので、参考程度に御覧いただけますと幸いです。

Youは何しにBoothに?(後編)  

こんにちは、Class of 2023のKです。

前回からの続きで「Youは何しにBoothに?」の後編です。前編ではWhy MBA?と受験時代にやっておいて良かったこと、やればよかったこと等について3人から話がありましたが、後編ではWhy Booth?と一番印象に残っていること等について語ってもらいます。前編はこちらをご参照ください。

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モ: Chicago Boothへの入学の決め手はなんでしょうか?

C: やはりflexibilityとpay-it-forwardですね。「Boothといえばflexibility」なのでありきたりなのかもしれませんが、学生がそれぞれやりたいことを自由に選んで学べる点です。私はエネルギー業界を専門としていたのですが、ソフトスキル、投資判断、データ分析等を学びつつ、今まであまり知見のなかった起業について学んで将来的にエネルギー会社の海外進出に携わりたいと思っていて、Boothだと自分に合う形でプログラムを自由にカスタマイズできる点が魅力的です。また、もう一つのBoothらしさといえばpay-it-forward(ある人物から受けた親切を別の人物に親切をすることで親切の輪をつないでいくこと)のカルチャーですね。実際に私が受験生時代に接したBoothの先輩方は率先して時間をかけて丁寧に対応してくださったのが印象的で、このコミュニティの一員になりたいと心の底から感じました。入学後も学生同士で授業や就活、課外活動等で助け合う文化があると感じます。例えば、必修授業のLEADは2年生が代々ファシリテーターとして授業を仕切ってきましたが、LEAD終了後に「あの人みたいになりたい」「今度は自分がファシリテーターとして後輩のリーダーシップ育成に関わりたい」と同期が口々に言っていたのが印象的ですね。

モ:私もその点は本当に共感します。入学式でも副学長が式辞の中で”define your goal, connect with your community, and remember to pay it forward”と言っていましたね。当プログラムのFlexibilityについてはよく知られていますが、pay-it-forwardのカルチャーはまだまだ認知度が低いと感じますね。私自身もキャンパスビジット前まではBoothについてあまり知らなかったのですが、実際にキャンパスビジットに行った際にたくさんの在校生が親切に対応してくれて、プログラムの柔軟性をどう活用しているかを生き生きと語ってくださったのが印象的で志望度がグッと上がりましたね。

B: 私にとっては、シカゴ大学ではMBAとMPCS(Master of Computer Science)とのデュアルデグリーができることが一番の魅力でしたね。学びなおしをしたいという話を(前編で)しましたが、コンピュータサイエンスを理系のバックグラウンドなしに学べるチャンスを探していたところ、MBAと並行してコンピュータサイエンスを学べるのはBoothしかなかったというのが本当に大きいですね。

A: もうみんなが言ってくれたのであまりいうこともないのですが、付け加えるとするとシカゴの街としての魅力ですね。学生の9割が同じエリアに住んでいますが、ダウンタウンの一等地に住めますし、それでいて物価がリーズナブルなのも有難いですね。

モ:そうですね、家族帯同ですが徒歩圏内で生活は完結しますし、本当に便利ですね。色んな映画のロケ地になっていますし、有名な建築物、美術館もたくさんあるので本当に飽きないですよね。では、次のテーマに移りまして、これまで一番印象に残っていることを教えてください。プライベートのことでも結構です。

C: まず真面目な話からしておくと、本当に必修授業が(LEADを除くと)なくて、最初の学期から自分で履修を組んでいくこと、履修にあたっても入札形式で他の学生の行動を予測しながら札を入れること等もシカゴらしいなって感じますね。入札ポイント数によって人気授業なのかそうでないかが一目瞭然ですし、、、苦笑

A: 思った以上にファイナンスに興味ある人が少ないって感じたことですかね。特に南アジア出身の学生とかそうなんですが、起業とかスタートアップ界隈の人が多いですし、アントレ(起業)の授業が人気なところも全然ファイナンススクールじゃないんだなっていう。もちろん、授業の種類の多さはダントツですし、金融の知見を深めたい猛者にはPhdレベルの授業も提供されていますよね。

B: 僕は、思ったよりもみんなパーティー好きなんだなってことでしょうか。笑 Boothはみんな真面目なのかと思っていましたけど、ソーシャルイベントがとっても多いですし、学業・ソーシャル・就活のバランスをとるのが本当に悩ましいですね。

C: 確かに最初の一か月毎日ソーシャルあったのは衝撃でした。笑 

B: あと、さっきAさんからも話がありましたが、シカゴが街として思ったよりも全然良いってことですかね。街並みもきれいですし、バーやレストランもたくさんあって美食の街ですね。

モ: 3人からそれぞれ学業・ソーシャル・街としての魅力について話が出ましたね。素晴らしいです。最後に受験生へのメッセージをお願いします!
A: せっかくプログラムのフレキシビリティもあって、シカゴもいい街なので、もっと多様な人がMBA受験を選択肢として考えてくださるようになればと思います。

B: エッセイや面接対策ってやっているときは大変なのですが、これまでのキャリアや将来について真剣に考える貴重な機会だったと振り返ると思います。受験生活は大変ですけど、受験時代に苦労したことが意外と今に生きていると感じることも多いのでがんばってください!

C: 社会人になってからこんなに友達ができたり、コミュニティが広がったりすることはなかなかないので、今が大変でも諦めずに頑張れば新しい景色が絶対に見えるはずなのでがんばってください!

モ: 今日はありがとうございました。

 

初企画の「YouはなにしにBoothに?」はいかがでしたか?

海外留学のきっかけから当プログラムのカルチャー、シカゴの街としての魅力まで幅広いテーマについてカバーしましたが、3人それぞれの個性が出た対談だったのではないかと思います。受験を考えられる上で少しでもお役に立つような内容があれば大変幸いです。また定期的にこのような連載を続けられればと思います。

それでは!

Youは何しにBoothに?(前編)

“Why are you here and not somewhere else?”

「あなたは他のどこかではなく、なぜここにいるのか?」
ブースのキャンパス内に掲出されている言葉で、なんのためにChicago BoothのMBAプログラムにいるのかを考えさせられます。

こんにちは、Class of 2023のKです。

今年も残すところあと約1か月となりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

こちらではサンクスギビング休暇(≒日本の正月休み)で学生も旅行に出かけたり、帰省して家族と過ごしたりとそれぞれの休みを過ごしております。

さて、今回は在校生3人を集めまして、キャンパスビジットでお話するような話題を対談形式でお届けできればと思います。初企画の「Youは何しにBoothに?」というテーマで今回は在校生のAさん、Bさん、Cさんの3名に集まってもらいました。

◆社会人歴/出身業界/私費or社費/海外経験

① Aさん: 15年卒 コンサル⇒VC 私費 学部時代に1年間米国留学

② Bさん: 11年卒 メーカー⇒メガベンチャー 私費 海外大学卒

③ Cさん: 15年卒 コンサル 社費 純ドメ

④ モデレーター: 15年卒 事業会社 社費 幼少期に6年間

モ: それでは早速1つめの質問ですが、MBAを目指そうと思ったきっかけや理由について教えてもらえますか?

A: 私はMBAホルダーの多い環境でずっと働いてきたので、新卒のころから海外留学を意識していました。30代までにはMBAを取得したいと思い、少しずつ準備を進める中で徐々に形になっていった感じですね。直接のきっかけになったのはVCで働いていた際に参加した国際会議で周りがMBAホルダーばかりだったので、やはり世界に通用するビジネスパーソンになるにはMBAが必要だと強く感じました。

B: 僕も直接の上司がMBAホルダーで、その人と一緒に働く中で西欧式のリーダーシップ教育を受けて自分も一担当者から事業を動かす立場にステップアップしたいと強く感じたのがきっかけです。また、人生100年時代と言われていますが、学びなおしをしたいと思ったのも理由の一つです。エンジニア中心のメガベンチャーで財務を担当していたのですが、もっとプロダクトについて理解を深めてエンジニアと対等に話したいと思ったこともきっかけといえばきっかけです。

C: 私も社内にMBAホルダーがたくさんいるのですが、直接のきっかけはキャリアアドバイザーからMBAを勧められたことです。新卒から同じ会社でずっと働いていたので一度外の世界を見てみたいと思っていて、他の選択肢と比較したときに米国のビジネススクールで世界中から集まる志を同じくする仲間と2年間一緒に過ごすのがベストだと思い、準備を始めました。

モ: やはり周りに経験者がいると留学も身近に感じますよね。私は逆に社内に全然留学経験者がいなかったのですが、新卒から同じ会社で働く中でモヤモヤしていたときに尊敬する社外の先輩から海外留学を勧められ、そういう選択肢もあることを知って、そのあと色んな経験者の方からお話を伺う中で留学への思いが強くなりました。さて、次に2つめの質問ですが、受験生活を通して一番大変だったこと、やっておいて良かったこと、やればよかったことはなんでしょうか?

B: 受験生活はずっと大変だったのですが、スコアメイクに気を取られて在校生や卒業生の方とお話をする機会をなかなか作れなかったのが心残りです。単に学校のことを聞くだけではなくて、キャリア選択や人生について話の中に学びが多いのでもっと受験生の立場を利用してより多くの在校生や卒業生の方から話を聞いておけばよかったと思います。

C: そうですね、在校生や卒業生の方と話すとそのコミュニティへの理解も深まりますし、フィット感もわかるので良いですよね。僕からは別の視点の話になりますが、カウンセラー選びは大事だと思います。レジュメからエッセイ、面接対策まで受験生活を二人三脚で進めていくことになるので、カウンセラーとの相性は重要だと改めて感じました。

A: やっておいて良かった話をしておくと、面接対策をしっかりとやったことですね。私はファーストラウンドで勝負していたので8月頃から面接対策を始めました。スコアメイクと違って面接対策はなかなか成果がみえにくいのですが、毎日英会話の時間を設けたり、他の受験生とモック練習をしたりした結果、言いたいことを自然といえるようになったので本当に良かったと思います。

モ: 答えも人それぞれですが、確かに言われてみるとどれもよくわかります。私から付け足すとすると、キャンパスビジットがやはり一番やってよかったと思います。コロナ禍で渡米は現在ハードルが高いですが、キャンパスビジットで授業を実際に受けて、在校生や海外の受験生とネットワークをするとモチベーションも上がりますし、入学後の具体的なイメージを持てるので本当におすすめです。来年以降に受験を予定されている方には是非キャンパスビジットをお勧めしたいです。

C: キャンパスビジットは難しいかもしれませんが、Twitter(@BoothJapan)でもMBAの日常についてこまめに投稿していますのでそちらも是非チェックしていただけると嬉しいです!

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ここまでで長くなってしまったので一旦前編はこちらで区切ります。後編は近日中に掲載予定ですので少々お待ちください。

それでは!

 

渡米から入学後の生活について

はじめまして、Class of 2023のKです。

入学してはや2か月が経過し、秋学期も残すところ3週間となりました。

シカゴもすっかり寒くなりまして、晴れたかと思ったら粉雪が降るような天気が続いています。来週からサンクスギビング休暇ですが、街はクリスマスに向けて着々と準備が進められており、クリスマスマーケットも明日から開催されます。

簡単にですが、これまでのMBA生活について紹介できればと思います。

①入学前(8月中~9月初)

8月中旬に家族と共にシカゴに到着。生活のセットアップを早急に済ませ、入学前旅行のRandom Walkに参加。行先は、ミシガン州はマーケット(Marquette)でした。ウィスコンシン州出身のアメリカ人同期に誘われ、初対面の男4人でピックアップトラックに乗り、シカゴから目的地まで片道7時間の中西部縦断ドライブに行ったのも良い思い出です。この旅行のほか、連日同期主催のパーティーが市内で開催されていたので時折参加しつつ、日中は家族でシカゴ観光をしていました。シカゴの夏はとても過ごしやすく、毎週2回ネイビーピアーで打ち上げられる花火を見るのが楽しみでした。

 

②オリエンテーション(9月上旬~同下旬)

9月上旬よりオリエンテーションが始まり、履修や就活についてのガイダンスがあります。また、同期間の交流を促進すべく学校主催のイベント・パーティーが毎日(!)あります。並行して唯一の必修授業のLEADも始まり、メンバーでアクティビティをこなして親交を深めます。また、LEADのコーホート対抗の球技大会も開催され、一気に交友関係が広がりました。

 

③秋学期(9月末~)

9月末より遂に授業開始です。当プログラムの特徴はフレキシビリティですが、履修にあたり授業の難易度、時間、場所を自由に選べるため、それぞれの個性が出ます。私の場合は、必修のLEADのほか、初級ミクロ経済学、中級会計、競争戦略の3つの授業を受講しています。中級会計は税効果会計を初回で終わらせて転換社債やストックオプション等の上級論点を扱い、競争戦略では週に50ページ以上のケースを読み授業中にディスカッションをするため、なかなかチャレンジングです。ちなみに授業は対面が基本ですが、夜間や休日の授業は一部対面とリモートを合わせたハイブリッドな授業も提供されています。

また、10月より学校として就活モードに移行し、これまでの浮かれた雰囲気が変わります。スケジュールは忙しくなりますが、それでも同期との交流は続き、友人と中華街で飲茶をしたり、ホームパーティーをしたりして夜や休日を過ごします。こちらでは妻と子供をパーティーに連れて行くのもウェルカムなため、早速息子は同期内で人気者になっており、息子の写真を見せると”Oh, I’ve seen him before!”と言われるくらいの知名度です。笑

 

以上、取り止めもなく書いてしまいましたが、MBA生活について少しでも雰囲気をお伝えできていれば幸いです。

 

最後に2点連絡がございます。

①    12/4(土)11:00-13:00(日本時間)にオンラインで公式Coffee Chatを開催します。こちらよりご登録ください。

②    Twitterアカウント(https://twitter.com/BoothJapan)を始めました。是非フォローしていただければ幸いです。

今後も定期的にブースでの生活をお届けできればと思います!

それでは。