Chicago Symphony Orchestraに行ってきました!

中間試験がやっと終わってほっとしている1年生のKです。今日はChicagoのダウンタウンに住むことの魅力を一点、紹介したいと思います。

先月、とうとうChicago Symphony Orchestraのコンサートに行ってきました。2年生で、クラシック音楽が大好き、という方がアレンジしてくれたもので、音楽に全く関心のなかった私も、せっかくChicagoにきたんだから少しは芸術の秋を楽しまなければ、ということで参加させてもらいました。

Chicago Symphony Orchestra(CSOというらしい)は、名実ともに世界でも屈指の交響楽団だそうで、ChicagoのDowntownにあるオーケストラホールを本拠地としています(全て2年生の方の受け売りですが・・・)。このホール、ダウンタウンのアパートから徒歩で15分程度のところにあり、さらに学生チケットが用意されていて、Webで予約していくとなんと10ドルでチケットが買えてしまうんです。クラシックファンには夢のような世界だと思います。

素人の私でも楽しめるようにと、サン=サーンスの交響曲第3番というpopularな曲を選んでもらいました。2時間程度のコンサートで、技術的なことは全然分からないのですが、繊細な演奏と迫力のある音響に圧倒されっぱなしでした。いやー、こういう世界もあるんですね。

Chicagoへの受験を考えている方、ぜひVisitしてみてください。学校の雰囲気に加え、ダウンタウンに2年間住むことの利便性、魅力を味わうことができると思います。

シカゴ住居環境:ダウンタウン編①

Chicago Booth 2年生のGです。

MBA留学先を決める基準には、カリキュラムやリクルーティング実績、ランキング、教授陣の充実度など、いろいろな要素があると思いますが、忘れてはならないのが住環境です。2年近くを過ごすわけですから、ここを無視して決めてしまうと後で後悔する可能性も。。

この点、Chicago Boothの場合は①ダウンタウンに住む、②キャンパス近くに住む、の2つの選択肢があります。今回はダウンタウンでの生活について簡単にご紹介します。

Chicago Boothに進学するメリットの一つに、米国の大都市の一つであるChicagoのダウンタウンに住むことができる点があると思います。多くのBooth生が住んでいるアパートメントから徒歩圏内に、映画館やデパート、多くのレストランなどがあるのは当然のこと、美術館やオペラハウス、ミュージカル・シアターなどがあります。オバマ大統領が勝利演説をしたグラントパークもすぐそばです。また、少し足を延ばせばアメリカン・フットボールのスタジアムや水族館などもあります。

この便利な立地に、「学生」という身分が加わると、授業やリクルーティング以外の面でのMBA生活をかなりエンジョイすることができます。ミュージカルやオペラなどは学生割引が利用できるので、東京では考えられないような金額で観賞することができ、美術館などでは無料公開している期間もあります。友人と飲みに行く際の選択肢も豊富です。

また、ダウンタウンは非常に安全で、夜中に出歩いてもほとんど危険な思いをすることはないと思います(最低限の注意は必要と思いますが)。

就職活動をする場合でも、ダウンタウンに住むと非常に便利です。日本からいらっしゃる企業の多くがダウンタウンのホテルやレストランで説明会を開いてくださいますし、米国企業へのコンタクトも容易です。

こんな感じで、ダウンタウンでの生活は非常に心地よく、最近は日本人学生の大半がダウンタウンに住んでいます。賃料もNYと比べると非常にリーズナブルなので、私費・社費を問わず、みんな非常に便利なところに住んでいる感じです。

私もそうでしたが、日本にいるとChicagoという街にたいするイメージはないに等しいと思いますが、ビジットする際にはぜひ1~2日余裕を持って訪問していただき、ダウンタウンをいろいろと見学して回ることをお勧めします(ちなみに、私がビジットした際には、美術館と水族館に行きました)!

Chicago BoothについてのTrue/False Questions

Chicago Booth2年生のHelterSkelterです。はじめまして。
留学前はコンサルタントをしており、会社を辞めて今は私費留学の身です。さて、第1回目の投稿なので一応マジメな記事を。
Chicago Boothについて私個人の経験をふまえてご紹介しておきたいと思います。とりあえず、良くある質問・疑問に対して・・・

1.Chicago Boothといえば「ファイナンス・スクール」。

→半分ウソ! 
Boothはファイナンスが強い、というのは真。Boothはファイナンスしかない、というのはウソ。

①授業では、最近アントレやマーケティングがかなりアツイ。これは入学してから肌で感じました。アントレやマーケティングの授業の人気は高く、有名な教授の コマのBid pointはインフレする一方です。例えばアントレだと、Experiential Learning系のNew Venture Challenge(起業ネタのコンペ)やBuilding the New Ventureなどは非常に人気で、学生の満足度も高いです。今年卒業された日本人の先輩はなんとNew Venture Challengeで優勝!

学生も多様なバックグラウンド。バンカーにあふれているわけではありません。ていうか俺の日本人同期7名のうち、金融出身は2名しかいません。

就職先も多様。2007年の職能別就職先を見ると、コンサル(25%)が投資銀行業務(21%)を上回る。まあ、investment managementとかsales & tradingを含めると、金融業界への就職割合は増えますが。

他方、ファイナンスが鬼のように強いのは言わずもがなです。MBAレベルじゃ物足りないぜ、という人はPh.Dコースの授業も受けることが出来ます。俺の1つ上の先輩には実際そういう猛者がいます。あと、周知のように経済学もトップレベルのFacultyを揃えている(コレがまたファイナンスの強さを支えている)ので、ミ クロ・マクロ分析をもっと突っ込んでやりたい、という人にもベスト・スクールでしょう。

2.授業はレクチャーが大半。

→大ウソ! 
教授によってレクチャー/ケースのウェイトは異なるので、ケースばりばりの授業構成にするのも自由、初心者なのでまずはレクチャーで基礎を抑えたい、とするのも 自由。授業のレベル(BasicかAdvancedか)も選べる。コレはキャリア・チェンジを目指す俺には非常に優しいシステムでした。会計はど素人だったので 、入学した最初の学期はBasic courseから始めました。まあ、どういうスタイルの授業を受けたいのかは、up to youということです。

3.チームワークよりは、個人重視。

→大ウソ!
2.とも関連しますが、戦略系だけでなく、ファイナンス系 でも大半の授業ではグループで課題を解いたりケースの分析をします。チームワークは絶対必要になります。グループでやるのは大変なこともありますが、得るところも非常に多いです。他方、授業によっては個人 でやってもグループでやっても良い、というオプションを残している場合もあるのが、Boothらしいところでしょうか。つまりこれもまたup to you。

4.課外活動が冴えない。

→大ウソ!
同期の某氏などは、「BoothはParty Schoolだ」と言い切っているほど。毎週木曜日にTNDCという飲み会があるし、連日何かしらの飲み会の誘いがメールで飛んできます。Social eventには事欠かないということです。また、Student groupもいろいろあって、キャリア目的のもの(I-Bank group, Consulting groupなど)から、スポーツ系、趣味、ボランティアなど実に多様です。やりたいことがない、てなことにはならないと思います。自分でStudent groupをつくるのも自由ですし(実際、最近はFamily Business groupというのが立ち上げられた)。旅行イベントなどもあり、Global Citizen Groupというグループでは春休みにボツワナにボランティア+観光(?)旅行に行ったようです(非常に楽しかったとか・・・)。入学前にはRandom Walkという学生主体の旅行に参加するオプションもあります。これは入学前に友達をつくる+普段行けない所に行ける絶好の機会。俺は去年、ホンジュラスに行ってきてテキーラとラムを浴びるほど飲んできました。

5.Chicago は治安が悪い。

→半分ウソ!
日本にいるのと同じ感覚で外を歩かないほうがいい、という意味では真。でもそれはアメリカのどこに行ったって当てはまります。要はヤバイ場所・ヤバイ時間帯を肝に銘じ、 注意して行動する。Boothの本キャンパスがあるハイドパークは、夜中はあまり一人で出歩かないほうがいいエリアですが、University Policeが巡回しているし、みんなも分かって気をつけているので、周りの人間で危ない目に遭った人はいません。他方、ダウンタウンであれば、夜中でも全く問 題なく歩けます。俺の義理の親は映画「アンタッチャブル」のイメージが鮮烈で、「道を歩けばいきなり撃たれる」とかいう過剰な妄想を抱いていましたが、そんなことは当然 ありません。ていうか、そんなコトはみなさん知ってますよね・・・

とても全て書ききれないので、この辺にしておきます。
また別途、俺の個人ブログも参考にしていただければ(MBAに関係ない記事も多いですが)と思います。

 

Student Groupについて

Chicago Booth 1年のKです。

MBA取得を志す理由の一つとして、多くの方がマルチナショナルな環境でのリーダーシップ/チームワーク経験を挙げるのではないかと思います。シカゴの授業は生徒-教授、あるいは生徒間のインタラクションを重視していますので、学校が提供するカリキュラム自体でもそういった経験を得られるのですが、何と言っても70以上あるStudent Group(日本で言う部活動)での濃密なコミュニケーションは特筆に値するものがあります。

シカゴのStudent Groupは大別すると以下の4種類になります。

■キャリア・フォーカス:コンサルタント、投資銀行、VCなど目指すキャリアが同じ人が集まり、情報共有、会社とのネットワーキング、キャリア・トレック、インタビューの練習会などを行うグループ。
■プロジェクト関連:シカゴ周辺の企業や、海外のNon-Profit等と短期間のプロジェクトを行うグループ。
■地域・エスニシティ関連:アジア、南米、ヨーロッパ等各地域に関心を持つ人たちのグループ。
■ソーシャル・グループ:ワイン、スポーツ、音楽等。

各グループの詳しい説明はこちらからどうぞ。

生徒の多くは5~6個のグループを掛け持ちしており、私自身もEmerging Market Group, Business Solution Group、Public Speaking Groupなど複数のグループに所属しています。特にBusiness Solution Groupでのシカゴ近郊のe-commerce企業に対するコンサルティングプロジェクトでは、現役コンサルタントからのアドバイスをもらいながら、顧客との議論、プロジェクトのスコープの検討、プレゼンテーションなどにチームで取り組んでいます。過密スケジュールの中で時間を作るのは大変ではありますが、アメリカのグループ・プロセスを学びつつ、ハンズ・オンの経験も積む事が出来るまたとない機会となっています。

また、Student Groupは各業界の「生」の情報を交換しあう場にもなっています。あらゆる業界から生徒が集まっていますので、知りたい情報、会いたい人には必ず会うことが出来るのがシカゴの凄い所です。私自身はEmerging Marketでの仕事に関心を持っているのですが、Emerging Market Groupでは、日本にいるときの10倍以上のスピードで情報収集が出来る感じです。

MBAを受けるにあたっては、MBAでの2年間を如何に過ごすか、明確なイメージを持つことが大事になりますが、授業のみならず、どういったグループに所属するかを考えていけば、より豊かなイメージが出来あがるのではないかと思います。

キャンパスビジットについて

Chicago booth 1年生のYSです。

休んでしまっているホームページの代わりの投稿という事で、きちきちと纏めたいと思います。
一般的に11月~12月にかけてキャンパスビジットする人が増えることもあり、お題はキャンパスビジットについてです。(情報はすべて2009年10月時点のものです。)

①キャンパスビジットの概要
②宿泊・移動手段
③その他

①キャンパスビジットの概要

自分の目で見てAdmission・学生の生の声を聞く事は効率的な情報収集、Motivationを上げる意味でも非常に良いことだと思います。日本に帰ると溜まっている仕事が沢山或る事が予想され、時間とお金もかかるので腰が重くなるかもしれませんが、キャンパスを一度訪問することをお勧めします。

A)アドミッションによるOfficial event
こちらからアクセスして申し込んでください。授業体験、学生との会話、アドミッションからの説明等、効率よく情報収集することができます。申し込みも簡単ですし、まずはOfficial tourに参加する事を強くお勧めします。

B)日本人在校生
右側の問合せフォームからお願いします!日本人在校生一同、全力でサポートします!

②宿泊・移動手段
シカゴのダウンタウンの南にあるHyde Parkというエリアにメイン校舎であるHarper centerがあります。フルタイムの学生は学生生活の多くをこの校舎で過ごすことになります。(他にも、ダウンタウンにGleacher centerがあります。)

A)宿泊
全米で最も建築が美しい街の一つで摩天楼で有名なシカゴを満喫するためにも、ダウンタウンのホテルに泊まる事をお勧めします。ダウンタウンは、シカゴ川北側のミシガン通り沿いのエリア(magnificent mile)が中心になります。

B)移動方法
<空港からダウンタウンまで>
シカゴにはオヘア・ミッドウェイの2つの空港があります。地球の歩き方とダブりますがオヘアからのアクセスを簡単に紹介します。

-タクシー:最も高く、最も便利な方法です。(片道45ドル前後)
-乗合バン:片道27ドルです。リンクはこちら
-ブルーライン:電車です。本数も多くダウンタウンの中心まで40分程度でつきます。料金は2.25ドル

<ダウンタウンからHyde park(Harper center)まで>
-タクシー
忙しいスケジュールで、慣れない場所で、確実に移動するにはタクシーが一番です。推測ですが、25ドル前後位だと思います。

-メトラ(Metra)
日本で言うJRでしょうか。驚く位非常に時間に正確です。いくつか路線がありますが、キャンパスへはMetra Electric District という路線を使います。Millennium Parkの下にあるMillennium Stationから南へ向かいます。Metraの公式サイトはこちら

55th-56th-57st駅か59st駅で下車してください。最寄りは59st駅ですが、一部その駅に止まらない電車がある為です。55th-56th-57st駅には必ず停車します。始発駅で停車駅の確認をするか、乗ってから車掌に聞いてみてください。

55th-56th-57st駅からは駅を降りたら西へ進み、Woodlawnという通りを左折(南下)すると左側に校舎が見えてきます。59st駅の場合、駅を降りたら西へ進み、Woodlawnという通りを右折すると右側に校舎が見えてきます。所要時間は電車20分、駅から校舎まで徒歩10分程度を見ておいて下さい。料金は片道2.35ドルです。

-バス
6番のバスがとても便利で多くのBooth生が利用しています。メトラより若干所要時間は長くなりますが本数は多いです。料金は2.25ドルです。

③自分のビジット経験

僕は12月頭にビジットしました。2nd roundエッセーの締め切りまで1カ月、エッセイーは全然かけてない中、1週間前後アメリカに行くのはちょっとまずいかなぁと思いつつも、やはり現場を見てみたいと思い、急いでアレンジしました。

恥ずかしい話、飛行機の時間の都合上学校のOfficial tourに参加できませんでした。(今思えば参加すれば良かったと後悔。) 時間感覚が掴めず、早めに校舎には待ち合わせの時間よりずっと早く着いたのでAdmission officeで荷物を預かってもらい、待合室で待たせてもらいました。Admissionの対応の良さはビジットした学校の中では断トツですごい好印象を受けました。在校生の方にお会いしてからは、超ナイスな校舎を案内してもらい、日本人以外のBooth学生を紹介してもらったり、授業について生の体験談を教えてもらう等々、短い時間ながら非常に濃密な時間を過ごす事が出来ました。

帰国後、その時の経験を脳裏に描きながらエッセーを書いた記憶があります。

さいごに

受験生の皆さん、頑張ってください!