Random Walkに行こう

「仕事も忙しかったし、とりあえず息抜きをしたい」、「MBAで友人が出来るか不安」、「在学中は日本からは行きにくい中南米を旅行したい」、といった方のために、Boothでは、新入生を対象としたRandom Walkというツアーがあります。今年は計26のツアーに、それぞれ10人程度の学生が参加、新入生の半数近くがRandom Walkに参加していることになります。旅先もブラジル、コスタリカ等南米の国からドバイ、モロッコなど中東、そしてタイ、中国などアジアにいくグループもあります。私もコスタリカのツアーに参加したのですが、ラフティングやシーカヤックに挑戦したり、はたまた昼間からビーチでビールを飲んだり、夜は夜で酒を飲んで踊ってと充実した一週間でした。旅行はトリップリーダーの2年生がオーガナイズするのですが、彼らからクラスの情報を聞くもよし、同じ1年生同士でキャリアについて色々と語りあったのも良い思い出です。

そして何より、シカゴに戻ってから、旅行で出来た友人を中心に、どんどんネットワークが広がっていくのが素晴らしい。忙しい中をぬって頻繁にホームパーティーが開かれたり、同じキャリア志向の人から学外の知り合いを紹介してもらったりと、学校がはじまったばかりで右も左も分からない時期に、メンバーには大いに助けてもらいました。”Random Walk”という名称はいかにもシカゴらしいですが、Boothが如何に生徒間のつながりを重視し、ネットワークの機会を提供しているか、この記事から少しでもお分かり頂ければ幸いです。ちなみに、このRandom Walk、ご夫婦でいらっしゃる方のために、カップル用のツアーもあります。それから体力の限界に挑戦したい方には、ペルーのインカ・トレイルがお勧めです。キャンプをしながらマチュピチュを目指す素晴らしいツアーです。その他、ご関心を持たれた方はこちらをご参照ください。

Boothでの授業について:LEAD

1年生のTです。

9月の下旬から秋学期の授業が本格的にスタートしましたが、今週、中間試験も終わり、日々の授業もようやく軌道に載ってきました。ここで、Boothでの授業の様子について、今回は学校の看板プログラムのLEADについて紹介したいと思います。

LEADは、Leadership Effectiveness and Developmentの略で、Chicago Booth唯一のコア(必須)科目です。その名前のとおり、リーダーシップ・スキルの習得に焦点をあてたプログラムです。

9月上旬の2泊3日のオリエンテーション・キャンプにはじまり、その後、集中的に10月末まで行われました。毎回、Cohortと呼ばれる50人程度のクラスに分かれて行われ、ディスカッション、ケース形式のグループワークを通じて、コミュニケーション・スキルやチームワークについて学びます。なお、グループワークは基本的に、Cohortの中でさらにSquadと呼ばれる7人程度の班に分かれて行われます。

ただでさえ英語でのコミュニケーション苦しむ中、ネイティブ・スピーカーとグループワークを進めていくのは大変で、最初はストレスに感じました。しかし、徐々に、こうした環境における自分なりの立ち位置や意見の伝え方を学ぶことができたと思います。

一度、Squadでのグループ・ディスカッションがあまりにもテンポが速く、ほとんどついていけなかった時がありました。終わった後に勇気を出して、「速すぎてついていけないし、進め方が整理されていない。自分の意見ばかり言っている。他人の意見を聞こうという姿勢をもった方がいい。」とグループ全体に不満を爆発させたのですが、これがきっかけで、他のメンバーが私の立ち位置や考えをより良く理解してくれるようになり、その後、私もリラックスしてグループワークに臨めるようになったと思います。

LEADの最後は、各自好きなトピックで4分間スピーチを行い、他の学生からフィードバックを受けるという課題で締めくくられます。私は、日本語英語をテーマに、”mansion”や”new half”などの意味について説明したのですが、皆、笑ってくれて和やかな雰囲気で終わることができました。飲みに行ったときの、日本ネタとしても使おうかなと思っています。

ちなみに、他の学生のスピーチ・テーマは、「賢く中古車を購入するコツ」や「マラソンの勧め」というのもあれば、「MBAで統計や回帰分析を勉強することの重要性について」というBoothらしいものなどもありました。皆、きちんと準備して話を面白くまとめており、感心させられました。

果たしてこれでリーダーシップ・スキルが身に付いたのかは分かりませんが、ミクロ経済、統計、会計といった授業が本格的にスタートする前にウォーム・アップして、他の学生との交友を深めるとてもよい機会になったと思っています。

MBA学生的遊び方

こんにちは。1年生のHです。

先週はほとんどのクラスで中間試験(Mid-Term)がありました。
皆、就職活動と平行して勉強しているので、かなりストレスレベルも高くなっていたのか、
先週末のパーティーに対する皆の意気込みは半端なものではなかったです。
「MBAはネットワークの場」、「MBA生は遊びまくる」等など、色々なイメージがあると思いますので、
今回はChicago BoothにおけるSocial Sceneを垣間見て頂ければと思います。

まずは、学校全体のイベントとしてTNDC(Thursday Night Drinking Club)というのがあります。
名前の通り、木曜日の10時頃からスタートするのですが、
毎週違うロケーションで1年生・2年生問わず、どこかのバー/クラブでパーティーが始まります。
週にもよりますが、大体参加者は毎回300人前後って感じでしょうか。
大抵ダウンタウンより少し北のLincoln Parkというところで催されます。
バー/クラブにいるほとんどがBooth生になるので、新しい知り合い/友達を作るには
絶好の機会だと思いますが、個人的には人数が多すぎてあまり好きじゃありません。
(「動けない」、「叫ばないと聞こえない」レベルに瞬時に達します。)

それとは別に、アメリカ人学生はPre-Drinkingが大好きです。
TNDCにしろ、皆でどこかのクラブに行くにしろ、出発前に誰かの家に集まって、飲みが始まります。
こちらの方がスケールが小さいし、知らない人がいれば紹介してくれる友達がいるので、
新しい人と出会うにはいいかもしれません。

金曜日、土曜日は各自別々にどこかのバー/クラブに繰り出すというのが通常です。
ちなみに先週末はこんな感じでした。(毎週こんなに遊んでいるわけではありません)

————————————————————————
木曜日:
10pm:カラオケ(個室ではなくてバーのステージでした!ちょっと緊張。)
12pm:Drinking in Lincoln Park
3am:帰宅

金曜日:
8pm:Pre-Drinking at R’s House
11pm:Drinking in Wrigleyville
2am:Downtownのクラブ
3am:朝食(DowntownのTempo ->巨大オムレツがおいしい)
4am:帰宅

土曜日:
9pm:Dinner & Pre-Drinking at Japanese Restaurant
11pm:Birthday Party at ホテルの屋上ラウンジ
3am:帰宅
————————————————————————

Boothは学業面でも素晴らしいと思いますが、
シカゴの街自体がPlay Groundでもあるので、Quality of Lifeは本当に高いと思います。
「Work hard、Play hard」が本当に実現できる数少ない学校なんじゃないでしょうか。

それでは、今日はこの辺で。

Go Bears!!

ちわっす!Bruceです。

はじめまして。Chicago Boothの2年生です。

シカゴでの生活の素晴らしさは他のみんなも既に書いてくれているけど、忘れてはいけないのがスポーツ。
シカゴにはアメリカ4大スポーツ(NFL, NBA, MLB, NHL)のチームが全てある。MLBにいたってはCubsとWhite Soxの2チームがシカゴを本拠地にしている。(因みに、日本人選手では、福留選手がCubsで頑張っている。)

というわけで、スポーツマニアの人も、そうでない人も、シカゴではど迫力のプロスポーツを存分に楽しめちゃう。どんなに雪が降ろうと、シカゴの冬は熱い!!

実際、俺は先週末にChicago Bears(NFL)のゲームを見に行ってきた。日本で社会人のアメフトを見に行ったことがあるけど、正直、やっぱり迫力が違うね。

勉強の合間に本場のスポーツを見てエキサイトするのもいいっすよ。

シカゴ住居環境:ダウンタウン編②

Chicago Booth 2年のNです。

これまでカリキュラムやCampus Visit等に関しては、他のメンバから色々とコメント頂いたので、今回はもう少しシカゴでの日常生活がどんなものかについて、自分の暮らしぶりを含めて紹介してみたいと思います。

自分がChicago Boothを選んで良かったと思う点を挙げると、カリキュラムから教授陣、クラスメートから日常生活まで、色々ありすぎてきりがないのですが、その中でもシカゴに住むという事に関しては、そのメリットを日本であまり認識頂けていない様に感じる事が多いので、こうしたBlog記事が少しでも皆様の参考になればと思います。

シカゴというと、一般的に摩天楼、先物/証券取引所、アル・カポネ(笑)等のイメージが先行していて、街として冷たい印象を持たれる方もいるかと思いますが、実はアメリカ人クラスメート達が口をそろえて言う様に、Quality of Lifeは全米でもトップクラスです。それは、シカゴ市としての都市計画や自然環境等の要素も大きいのですが、それ以外にも、人種の多様性(ギリシャ人街・スウェーデン人街・ポーランド人街・メキシコ人街・ウクライナ人街・ベトナム人街・韓国人街・中華街等)の存在や、アメリカでもMidwestの人々に共通するFriendlyさ・人懐こさ等から来る側面も多い様に感じます。

Chicago Boothの現1・2年生は主にDowntown(River North/Loop)エリアに住んでいますが、その住環境や周辺環境は、自分の東京中心部での二十数年(笑)を考慮しても格段に快適であり、東京に戻る事が憂鬱になる程です。エンターテイメントから食事・美術館・博物館から歴史的建造物まで、なんでも徒歩圏内にあり、また車を使用すれば30分以内でほぼ市内のどこへでも移動可能です。
ということで、実際に自分の一日を振り返ってみたいと思います。

—————-

昨日は授業の無い日だった為、ゆっくり起床。午前中、EntrepreneurshipのStudy Groupがダウンタウンキャンパス(Gleacher)であった為、川沿いを歩きながら徒歩にて移動。天気も良く、また11月にしてはとても暖かかった為、シカゴの街が清々しく見える。

Study Group終了後、建物を出ると空が晴れ渡り、とても気持ちが良かった為、急遽Groupのメンバとミシガン湖のビーチへランチも兼ねて遊びに行くことに。ビーチは徒歩にて行けなくもないが、4名だったので、とりあえず自分の車にて移動。到着後、ビーチで遊ぶ人の数に圧倒される。11月にシャツを脱ぐと寒いと思うのだが、さすがアメリカ人、タフです。

https://wpcomwidgets.com/render/

空が澄み渡っていてとても気持ちがいい。


湖沿いでExerciseする人々。多くの社会人が昼食時にジョギングしたりする姿には驚かされる。日本人も頑張らなくては…

その後、家に戻って一休みしていると、クラスメイトからテニスのお誘いが。中間テストもちょうど終了したばかりなので、運動不足解消も兼ねて参加する事に。テニスコートは自分のアパートの前にあるMillenium Park内にあるため、歩いて5分程度で到着する。摩天楼に囲まれた公園は、それだけでも特殊な雰囲気があるが、その中で気軽に運動ができるため、なんだかシカゴに住むメリットを実感する。

さて、夜はシカゴ在住の友人とのDinnerの約束があったため、車にてLincoln Parkへ移動。Lincoln ParkはDowntownから車で10分位で到着するが、洒落たレストランやバー、クラブ等が至る所にあり、Chicago Booth生の憩い(?)の場所として良く使用される事が多いエリアである。今日のDinnerは友人の勧めで、Southportにある”Rise”というJapanese / Asian Restaurantへ行くことに。洒落た外見もさることながら、中に入るとちゃんと日本を意識した内装に感心。客数も多く、非常に繁盛している様で、食べる前から期待大。

頼んだ食事は、天ぷらうどんに巻物一品。アメリカに来てから”Roll”(巻物)が大好きになった自分だが、日本には無いコンビネーションといい、またソースによる味付けといい、なかなかの出来栄えだと思う。日本食のありがた味は、アメリカに来てみないと分からないと思うが、シカゴにはJapanese / Asian系のレストランが多数あり、気分によって選べる為、自分はとても快適に過ごせている様に感じる。次回は自分がレストランを推薦する事になるため、今後のレストラン散策を頑張らなくては…

 

その後、自宅に戻って、Part-time Jobの仕事を片付ける。自分はEntrepreneurshipへの興味から、現在もStart-up企業にてPart-timeとして働いているが、それも全てChicago BoothのPolski Centerのお陰。カリキュラムを授業だけではなく、実践として習得する機会が多い点もChicago Boothの大きな魅力であると感じる。
さて、テニスの疲れからか、眠くなってきたので、珍しくも12時前に就寝。

—————-

うーん、振り返ると計画性が欠落していますね。(笑)まぁ、でもシカゴでの生活は、これまでの人生でも最高に楽しい時間だと思っています。

MBAの2年間は長い様でいて、実はあっという間に過ぎてしまうものです。その中でも、日常生活は2年間の留学の質や印象を大きく左右するものなので、受験生の方々も、学校を決める際にはそういった要素も考慮すると良いと思いますよ。