Admission

合格後について

Class of 2021のYTです。

受験生の皆様、特にBoothの1st roundに出願される方はまさに大詰めのところかと思いますが、今回は何かモチベーションアップに繋がればと、私のBooth合格後の経験について書かせて頂ければと思います(合格体験記は各所で取り上げられていますが、合格後の話は少ない気がするので)

渡航前手続

受験のプレッシャーから解放されて気が緩みがちですが、学校手続(Re VeraやScore Confirmationなど)・渡航手続(I-20やVisa取得、予防接種)・引越準備等は、最優先でやらなければいけません。Boothでは、先輩方からTipsのつまったガイドブックを共有頂けるので、それを元にスムーズに進めることができます。

ソーシャル(Booth)

合格さえ勝ち取れば、Boothコミュニティの一員です!今年の場合は、在校生あるいはアルムナイ主催のイベント(ランチ、ディナー、カンファレンス 等)に多く招待して頂き、諸先輩方とネットワーキング機会を得ることができました。

個人的に最も印象的だったのは、春休み(3月)に行われるBooth Japan Trekの打上げ @東京 に合格者として参加させて頂いたこと。1st/2nd合格者の初顔合わせの場になると共に、多くの在校生、アルムナイの皆様と一度に交流をすることができました。

ソーシャル(日本人同期)

各校の2nd合格が出尽くした4月下旬頃から、カウンセラーや予備校主催の壮行会(受験生の皆様でも参加された方も多いかもしれません)が土日を中心に毎週のように始まります。Booth問わず、各地域のMBA同期との交流ができ、これはとにかく楽しいの一言に尽きます!

自分は同窓コミュニティ(海外MBAドットコム)の幹事もやっていたのですが、交流会や受験生イベントの主催を同期数人でゼロから準備していくので、仕事みたいで大変でしたが、非常にやりがいがありました。日本人MBA生とのネットワーキングをしっかりしたいという方にはオススメです。

リクルーティング

こちらは私費生がメインになってきますが、5月中旬から6月中旬にかけて、MBA生採用を行う企業様によるMBA壮行会が週2~3回開催されます。

新卒の就職活動と同じですが、改めて色々な企業のお話を聞けるという点で非常に勉強になります。また、ディナーを通じて、上記同様、日本人同期とも交流を深められます。

企業様によっては、その後の7月頃に翌年のインターンに向けた選考(面接)を渡航前に進められるケースもあるので、私費生は時間のあるうちに準備を進めておくことが重要です。

最後にMBA受験は非常につらいことばかりですが、合格後は楽しいことが沢山待っています。くれぐれも体調には気をつけて、最後まで頑張り抜いて下さい!

MBAでのOPTビザSTEM Extensionについて

MBAを受験される方の中には、卒業後にアメリカでの就職をお考えの方もいらっしゃるかと思います。
アメリカで就職する場合には、卒業後にOPT(Optional Practical Training: プログラムと関連する職種で就業を行なう制度)を利用して就労を開始するのが一般的です。

このOPTは通常12か月間の期間が設定されています。これに加えて、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)関連の学位を取得した学生については、24か月間のOPT期間の延長(合計36か月間)が認められます(STEM Extension)。

MBAは通常STEM Extensionの対象となりませんが、近年、MBAプログラムにおけるSTEM関連の授業の増加を受け、学校によって一定の条件を満たした場合にMBAでもSTEM Extensionが認められる動きがあります。

Chicago Boothにおいても、2019年度(2019 Autumn Quarter以降卒業)から

のいずれかのConcentrationを満たせば、STEM Extensionが認められることになりました(Concentrationの詳細についてはこちらをご参照ください)。尚、MBA/MPCSのようなSTEM DegreeとのJoint Degreeは、MBAのConcentrationにかかわらず、STEM Extensionの対象となります。

STEM Extensionにご興味がある方は、ぜひ出願の参考になさってください。

(* 米国のビザ制度の詳細や個別の事例については、専門家にお問い合わせください)

→2020年4月、Dean Rajanからアナウンスがあり、Concentrationsに関わらずMBA degreeがSTEM eligibleとなりました。詳細はこちらの記事をご参照ください。