MBAを受験される方の中には、卒業後にアメリカでの就職をお考えの方もいらっしゃるかと思います。
アメリカで就職する場合には、卒業後にOPT(Optional Practical Training: プログラムと関連する職種で就業を行なう制度)を利用して就労を開始するのが一般的です。
このOPTは通常12か月間の期間が設定されています。これに加えて、STEM(Science, Technology, Engineering, Mathematics)関連の学位を取得した学生については、24か月間のOPT期間の延長(合計36か月間)が認められます(STEM Extension)。
MBAは通常STEM Extensionの対象となりませんが、近年、MBAプログラムにおけるSTEM関連の授業の増加を受け、学校によって一定の条件を満たした場合にMBAでもSTEM Extensionが認められる動きがあります。
Chicago Boothにおいても、2019年度(2019 Autumn Quarter以降卒業)から
のいずれかのConcentrationを満たせば、STEM Extensionが認められることになりました(Concentrationの詳細についてはこちらをご参照ください)。尚、MBA/MPCSのようなSTEM DegreeとのJoint Degreeは、MBAのConcentrationにかかわらず、STEM Extensionの対象となります。
STEM Extensionにご興味がある方は、ぜひ出願の参考になさってください。
(* 米国のビザ制度の詳細や個別の事例については、専門家にお問い合わせください)
→2020年4月、Dean Rajanからアナウンスがあり、Concentrationsに関わらずMBA degreeがSTEM eligibleとなりました。詳細はこちらの記事をご参照ください。