今週月曜日、ノーベル経済学賞の受賞者が発表され、Chicago Boothの教授であるRichard Thalerが受賞しました。
Thaler教授は、行動経済学の第一人者と言われており、本分野の発展に多大に貢献したのが受賞の主な理由でした。"Mental accounting"や"nudge"等のコンセプトを生み出し、研究内容の影響は学会に留まらず、イギリス政府が彼の提唱コンセプトに影響を受けてBehavioral Insights Teamを設立する等、実社会にも影響を与えました。
月曜日のシカゴ時間早朝に発表された後、同日11時に記者会見がHarper Centerで開かれました。会場は生徒・マスコミで埋まり、受賞することの凄さ、そしてノーベル賞受賞者90人を輩出したシカゴ大学の凄さを改めて感じることができました。在学中にこのようなイベントを生で見れるのは滅多にないことなので、非常に思い出深い朝となりました。
記者会見