Booth – strong buy

先日、同期がランキングの記事を書きましたのでそれに関連して、以前から思っていたことを調べてみました。以前から思っていたこととは、Boothは学校としての評価のわりに日本の受験生が受けていないのではということです。米国はもちろん、他のアジアの国でもBoothの評価は相応に高く、日本でUndervalueされている(ランキングに対して人気がない)のではないか、つまり買い(受験得)ではないかと思っていました。

今回、ランキングと受験者数を簡単に見てみたところ面白かったのでお伝えします。皆さん、やはりBoothは受験した方がいいと思います。

まず、先日記事のあったランキングの学校のAcceptance Rate、Yield、生徒数、AXIOMさんが調査されている日本人在校生数からそれぞれの受験者数を計算しました。日本人の合格率が全体の合格率と比べてどうかという点はありますが、日本人が何人受けたという情報は少なくともBoothでは在校生も知りませんのでそのように計算しました。あくまで簡単な計算で行っています。

まず、ランキングと全体の受験者数(計算値)をプロットすると下のようになります。ランキングと受験者数にはある程度の相関が見られます。BoothとKelloggは他校と比較するとランキングのわりに受験者が少ないです。地域的な理由があるかもしれません。

次に、ランキングと日本人受験者数(計算値)をプロットすると下のようになります。まず相関は小さくなります。そしてBoothがUndervalueの位置にあることが分かります。Stanfordもその位置にあります。

全体で見て同じような受験者数の学校を、日本人受験者数と比較すると下のようになります。Kellogg、Haasは日本では過熱気味、Boothはやはり少ないです。Kelloggは日本で特にその有名なマーケティングが上手くいっているのでしょうか。ただ全体で見るとBoothの方が受験者数が多くなっています。ということで日本でも同じように受験者が動くのであればBoothはもっと受験されてもよいと思います。

全て載せたものは下の通りです。

A.S.