基本的にどこのビジネススクールでもグループワークは学習の重要なメソッドで、Boothにおいてもそれは例外ではありません。実際、レクチャーベースの授業でもケースベースの授業でも、ほとんどの場合アサイメントはグループワークとなります。これはアカウンティングやミクロ経済、統計といった基礎科目についても同様です。
Boothのグループワークの特徴を考えてみると、自由度の高いカリキュラムが大きく影響しているのではないかと思います。まず、固定のグループはないので多くの人とグループを組む機会があります。また、1年生の最初の学期からあらゆるコースが選択可能なので、その分野への関心の高い生徒が集まり、グループワークも質がより高くなります。自分の経験を振り返ると、これまで取ったどの授業のグループワークでもメンバーの質の高さにいつも感心していました。意見ゴリ押しのタイプやフリーライダーに会ったことは全くなく、改めて学校全体としていい人集まってるなとしみじみ感じます。また、非常に協調的な雰囲気なので、楽しく貢献できて自信がついてきます。
また、カリキュラムは受講場所についても自由度が高く、授業はシカゴ大学のキャンパスでもダウンタウンでも受講できます。ダウンタウンで受講する場合、だいたい半分以上はパートタイムMBAの人たちと授業を受けることになります。もちろんフルタイムの学生のバックグラウンドも多様なのですが、パートタイムの学生は平均して就業経験が長く、業界のことを聞けたり、より実務的な意見が聞けたりしてグループワークしていると面白いです。
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