インターンと秋学期

2年生のTSです。
ついこの間、秋学期が始まったような感覚があるのですが、あと3週間で秋学期が終了します。
MBAの2年目はあっという間に過ぎると諸先輩方から聞いていたのですが、そのことを実感する日々です。夏は投資銀行とPEファンドでインターンとして働きました。
想像通り非常に忙しい環境でしたが、その分得るものも多く貴重な経験となりました。
どちらも経験したことがない業界だったため実態が出来たことも良かったですが、自分の適性やそれらの業界で働いている人と比較して自分は何が相対的に優れていてで何が相対的に劣っているのかを把握することが出来たことは将来のキャリアを考えるうえで非常に有益だったと考えています。
また、MBAで学んだValuation等の知識が実務レベルで活かせるという実感を得ることが出来ました。

今学期はフルタイムに向けての就職活動もあったため、卒業までに取りたかった授業のうち比較的負荷が軽い授業を3つ履修しています。
その中で非常に面白いと感じているのがManagerial Decision Makingという授業です。
端的に言うと、人が意思決定を行うときにどのようなバイアスがかかるか、を心理学をベースにして教えてくれる授業です。
この授業の良いところは、応用できる幅が広いところではないかと考えています。
例えば、ファイナンス面では行動ファイナンスという分野の基礎となる考えも扱いますし、人が陥りやすい心理的なバイアスを活用してマーケティング戦略に応用することも可能なのではないかと思います。

シカゴ・ブースはどうしてもFinanceやAccountingの教育の充実度に目が行きがちですが(実際それらも素晴らしいのですが)、このような柔らかい分野でも非常に良い教授や授業があります。
それだけに、卒業まで残り7か月程度の間に、どの授業を履修しようか非常に悩むところです。。。