出願者の方へメッセージ

こんにちは、2年生のAです。忙しさを言い訳に、しばらくブログの期間があいてしまいました。1stラウンドで出願された皆さん、まずは出願お疲れさまでした。インタビューのインビテーションを受けられた方は、是非インタビューでも良いパフォーマンスを発揮してオファーを勝ち取っていただければと思います。2ndラウンドで出願される皆さん、年末年始まで大変だと思いますが頑張ってください!

さて、今日は出願者の皆さんにむけて、いくつか私からお役立ち?情報を発信させていただきます。

(1)Chicago Booth 説明資料

Chicago Boothの特徴をまとめた簡単な資料を作成したので、こちらで共有させていただきます。9月の説明会で説明をさせていただいた内容とほぼ同じですが、キャンパスビジットで特にご質問をいただくことが多いファイナンスの特徴的なクラス、起業関連のプログラム、Experiential Learningについて、具体的なクラス名/プログラム名を含めて記載しております。

本資料について説明をしたオンデマンドビデオ(資料には掲載していない裏話つき?)を用意していますので、ご覧になりたい方は右下の問い合わせ欄よりご連絡下さい。

Chicago Booth オンライン説明資料 2013

(2)Chicago Boothが求める人物像について

説明会でも、キャンパスビジットでも、Chicago Boothは特徴のはっきりしている学校なので、フィットを意識して/アピールして出願していただけるように必ずお願いをしています。これに関連して、先日参考になる記事がBoothの学生新聞に載っていたので共有させていただきます。

Booth Resilient in the Face of Changing Economic Landscape

これは、Boothの卒業生が厳しい経済状況の中でも引き続き卒業後にリクルーティングで良い成果を収めていることについて、その背景をキャリアサービスとアドミッションの観点から説明したものです。Boothはキャリアサービスがしっかりしていることに定評があり、一部のランキングにはこのキャリアサービスに対する満足度の高さが反映されています。

特に、出願者の方に注目していただきたいのは、記事の後半の部分です。関係する箇所を抜粋します。

Within admissions, Booth has benefited from its commitment to finding people who are a fit for the program and its culture, regardless of industry interest. Kurt Ahlm, Associate Dean of Student Recruitment and Admissions, emphasizes that this approach serves the school well throughout the business cycle. “We really just look for fit and people who understand the culture. If we find these people, they always represent a large range of industries.”

One reason Booth students in particular have fared well despite the economic shakeup is what Admissions is looking for when it comes to that fit. Booth is well known for its flexibility and self-directed programming, and students who are attracted to that tend to thrive in dynamic environments. “It has served us well that we look for people who are resilient and adaptive to change,” said Mr. Ahlm.

That success has led some peers to take a cue from the Booth program. “Wharton has changed the way they market their program, emphasizing things like flexibility,” Mr. Ahlm said, “You see a lot of programs changing themselves over time, but Booth has stayed true to its values.”

Those values – adaptability, self-determination, intellectual curiosity, leadership – mean that Booth students are prepared to take on the world at graduation, regardless of transient industry trends or economic cycles. And with an army of Career Services, Corporate Relations and Alumni Relations staff pounding the pavement on their behalf, Booth’s success in the face of economic headwinds is less surprising then it may at first appear.

出願者にBoothが求める資質はアドミッションのクライテリアのページに記載されていますが、丁寧に書かれすぎていて何が大事なのかややわかりにくくなっています。しかし、ここでアドミッションが言っている条件(適応力、自律、知的好奇心、リーダーシップ)は、焦点もしぼられておりとてもわかりやすいのではないでしょうか。私はキャンパスビジットにいらした方に、Boothの最大の特徴であるフレキシビリティに照らして自分で目的を掲げて行動できることの大切さをお話ししますが、アドミッションの発言は私の印象とも合致しています。また、Boothは自由度が高い分、協調性がありBoothコミュニティのメンバーを巻き込んで何かを実現しようとする人を求めているというお話もさせていただきますが、そのあたりはリーダーシップや適応力という言葉に込められているかもしれません。また、ここに現れていないキーワードとして、「貢献(Contribution)」も重要です。Boothは自由度た高い分、コミュニティの質を高めるために学生の自発的な貢献が必要です。それは難しいことではなく、リクルーティングのクラブで2年生がリーダーシップを発揮して1年生の面倒を見ることだったり、楽しいパーティーやイベントを主催することだったりします。アドミッションのあげているキーワードに加えて、Contributionについても、出願の際には考慮をしていただくのが良いかと思います。

多くの方がBoothに出願してくださることを、在校生一同心より願っております。