Japan Trip 2010

一年生のTです。再び遅くなってすみません。

リクエストがあったこともあり、今年のJapan Tripについてご報告します。Chicago Boothでは毎年春休みを利用してJapan Tripを開催しています。日本人学生が中心となって、日本への旅行を企画し、ビジネススクールの学生を引率して案内して各地を周るというものです。私も他の日本人学生とともに、今年のJapan Tripの事前準備を行い、旅行に同伴し、40人程の学生の引率をしました。なお、春休み中にはJapan Trip以外にインドやカリブ、ケニアへの旅行も開催されていました。

他のビジネススクールでもJapan Trip同様のイベントはあり、授業の一環だったり、会社見学が中心だったりするようですが、我々の場合は短い春休みを利用しており、また、寒い冬の間のリクルーティングや期末試験で溜まったストレスを発散させたいという参加者の思いとChicagoの自由な雰囲気もあり、純粋に旅行目的の内容で、みんなでワイワイと京都、大阪、奈良、箱根、東京を周りました。

寺院観光、芸子さんのパフォーマンス、相撲、新幹線、温泉、カラオケ、和牛ステーキ、六本木、銀座など、いろいろ体験でき、参加者は相当エンジョイしてくれて、本当に良かったなあと思います。ただ。引率する方は結構大変でシカゴに帰ってきたら、思いっきり疲れが出て、風邪で寝込みました。

クラスメートを案内して一緒に旅行することで、彼らが日本のどんなところに興味を持つのか、どのようなものを喜ぶのかが分かった、というのはとても良かったなと思います。日本という国がそれなりの魅力のある国なんだな、と再認識しました。日本の政治、経済、歴史などにも興味を持って本を読んでいる人などもいて、感心させられました。彼らを見習いたいなと思います。

なお、お土産店などで、自分が通訳した結果、高い日本酒や工芸品、和菓子などを参加者がどんどん買ってくれると、学生の身分でありながら、非常に日本経済に貢献している気がしました(笑)。遠い日本まではるばるやって来たということもあってか、旅行者の消費パワーはすごい。。。経済成長の面からも、日本ももっと観光立国になってくれるといいですね。

来年も多くの人が参加して、楽しんでくれればと思います。