Chicago Booth Japan Club - シカゴブース 日本クラブ

View Original

MBAランキング 2

一年生のBです。
今回も恐縮ですがBoothの宣伝をかねてMBAランキングの評価指標についてちょっと書きたいと思います。

ランキングの指標で大きな割合を占めるのがEmployer Surveyです。私費の受験生にとってはこれが就職活動に大きく影響してくるので学校選択の判断材料としては重要です。たとえばBusiness Weekではこの指標が45%を占めています。Boothが1位になっているのもEmployer Surveyが断トツで1位であることの影響が大きいと思います。
Business WeekのEmployer Surveyでは200以上の企業のリクルーターからのSurvey内容をもとに以下のような項目について調査をしています。
– which schools the company actively recruits from
– how many MBAs the company hired in the previous two years
– perceived quality of graduates
– the company’s experience with MBAs past and present
– etc.

Boothにいるとこれらの項目でなぜBoothが強いのかが良く分ります。

まず学校に来るリクルーターの数が驚くほど多いです。1年を通して数多くのリクルーターが学校に出入りして学生のリクルーティングを積極的にしています。特に秋から春にかけての期間はほぼ毎日のようにLunch and Learn, Breakfast and Learn, Corporate DinnerやCorporate Discussionと称して各業種の企業説明会兼、選考会があります。又、多くの企業が学校のCareer ServiceのResume Serviceを使って直接学生にコンタクトして面接の予約をします。ちなみにリクルーターの多くはBoothの卒業生です。

また多くの企業はBooth採用枠を作って、毎年ある程度の数の学生をBoothから採用することが多いようです。BoothからはConsulting, Investment Banking, Technology, Investment Management, Private Equity などの業界に毎年ほぼ決まった割合の学生が就職します。

リクルーターからのBooth卒業生に対する評価も高いです。特にアメリカの大企業ではかなりの割合でBoothの卒業生がなんらかのTop Positionについています。Boothの”Discipline Based”の教育を受けた卒業生はどの組織に入っても高いレベルで合理的、定量的な仕事ができるため多くの企業で大きく貢献しているケースが多いです。
ちなみにBoothにいると各大企業の重役職やC-Level(CEO, CFO, 等)についた卒業生がふらっとキャンパスに来ることが良くあります。Boothの卒業生は愛校心が強い人が多くネットワークも積極的に行っています。そのネットワークの強さが学生の就職や卒業生の企業での活躍にも貢献していて良い相乗効果が生まれているようです。

またまた乱文になりましたが、少しでも参考になれば幸いです。