ダウンタウンへ引っ越し
遅くなってしまいましたが明けましておめでとうございます。1年生のHMです。
新年明けてすぐ雪が降る寒さになったかと思うと、ちょっと温かくもなりシカゴの冬もそんなでも無いかと一瞬思ったら、またマイナス10度の日々が訪れました。これぞシカゴです。
シカゴの冬学期は1月3日からで、その日から授業も始まりました。日本の感覚で1月3日まではノンビリとしたいなーなんて思っていた私には慌ただしい年始に感じます。
さて、前置きはこの辺にして、私自身、年末に引っ越しをしたりということもあったので、その辺について。ちなみに私は一人で来ているので、モノも大した量は無く、すべて友達の好意で引っ越しを無事完了しました。
こちらに来てのはじめの3~4カ月、秋学期は大学の近く、Hyde Parkと呼ばれる地域に住んでいたのですが、ダウンタウンの中心に12月に引っ越しました。イメージとしてHyde Parkからだと大学まで歩いて10分、ダウンタウンから大学までだと、電車を使って30分程度です。以下簡単に比較したいと思います。
家賃
分かりやすく説明するために東京と比較しようと思うのですが、単純に比較できないところがあります。というのも、私が東京にいた時は便利な場所であれば、部屋は狭くても気にせず、まさに「一人暮らし用」のところに住んでいたのですが、こっちは基本的にそういった部屋は無く、どこもそれなりに広い部屋です。ですが、ダウンタウンの中心の高層マンションで十分な広さと設備の良さなどを考えれば、東京の中心よりもシカゴのダウンタウンは3割程度割安なのかな、という印象です。円高なのでもっと割安感はあるかもしれません。さらに、Hyde Parkはシカゴダウンタウンに比べて2割程度安いという印象です。私の場合、韓国出身の学生とルームシェアをしているので、そういったやり方だとダウンタウンでも結構リーズナブルだな、と思いますね。
利便性
大学の午前の授業は朝8時半からなので、朝の授業に出る時はHyde Parkってなんて便利なんだ、と実感します。何よりもこれは大きなメリット。ただ、Boothの学生の多くは、恐らく7~8割がダウンタウンに住んでいると思います。そういった意味でなかなかみんな忙しく予定が合いにくい中study groupで集まろうと思うと、ダウンタウンで夜遅くからでもすぐ集まれたりするので便利だな、と思います。また、Gleacher CenterというBoothのキャンパス(主にPart-time, Weekend, Executive MBAの人たち用)がダウンタウンにもあり、昼出れなかった授業でも、夜、ここで同じ授業をやっていたりして出席できるので、そこに近いのも大きなメリットかと思います。
生活面でも実はスーパーはHyde Parkよりダウンタウンの方が安かったりします。また夜遅くまでやっているので便利ですし、ちょっと小腹を空かせて何か食べに行こうと思った時もHyde Parkではお店があまり無いのでちょっと困ったりしました。まー、東京でコンビニをフル活用していた生活を忘れろ、ということでもあると思うのですが。
治安
シカゴの治安は日本での一般的なイメージはあまり良くないかもしれませんが、ダウンタウンは全くそんなことは無いと思います。夜遅くでも街を歩いている人もいて、街は明るいですし、危ない話は全然聞きません。一方で、Hyde Parkは暗くなってから、特に夜10時くらいからは外を一人で出歩くのは控えた方が良いと言われます。実際、大学の近くで夜遅くに強盗に合う話はちょくちょく聞きます。財布だけでなく学生の持つパソコンやスマートフォンが狙われるようです。もちろん、大学のバスが夜は常に周回していて一人で歩いて夜遅くに移動しなくても大丈夫なようになっていたりと対策はされているのですが、治安はダウンタウンの方が断然良いかと思います。
こういったこと以外にも、例えば人によっては大都市ダウンタウンのナイトライフを楽しみたいと思ってダウンタウンに住むのも一つだと思います。人それぞれのプライオリティーがあると思うのでどっちが良いというのは無いと思いますが、私はダウンタウンに引っ越して良かったな、と思っています。
ということで、今回はこの辺で。