Chicago Booth Japan Club - シカゴブース 日本クラブ

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Class of 2017

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個別合格体験記
Aさん
Cさん

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職務経験

商社営業。3年日本勤務、1年半米国勤務(受験時)。セールス・マーケティング業務、投資立案。

Why MBA?
投資案件に携わる中でより幅広い知見を得たいと思ったためです。

留学の目的や活動予定
目的は事業投資、投資一般、戦略に関する知見の向上です。ファイナンス、開発関連のクラブに所属したいと思っています。公共政策にも興味があるのでそちらのスクールの授業も取りたいと思います。また、交換留学もぜひ検討したいと思っています。

留学後のビジョン
ファンド、投資銀行、開発銀行などで投資やファイナンスに携わることが短期的な目標です。

Preparation for MBA application
TOEFL を2013年夏に受験し、105点が出たので、秋からGMATの勉強を開始。2014年4月710点、5月720点を取得し、6月よりエッセイなどの準備を開始しました。このとき平行して再度TOEFLを受験し、出願前に点数を111点に更新。2014年12月末時点である程度の進学先を決定し、2015年3月に進学先を確定しました。

2013年08月 TOEFL 105 (R27/L27/S22/W29)
2013年10月 TOEFL 104 (R28/L29/S23/W24)
TOEFLである程度点が取れたのでGMATの勉強開始。MBA Info Sessionに初参加。

2014年04月 GMAT 710 (V35/Q50/A5.5/I3)
IR改善のため再受験することに。

2014年05月 GMAT 720 (V39/Q49/A5.5/I2)
社費、私費に関わらずMBA Class of 2017の受験を決める。
IRを改善できなかったが、GMATを終了し、エッセイに集中することを決定。

2014年06月 エッセイ準備開始

以降、エッセイと並行して再度TOEFLを受験。
2014年06月 TOEFL 103 (R26/L29/S24/W24)
2014年07月 TOEFL 108 (R29/L29/S23/W27)
2014年07月 TOEFL 111 (R30/L28/S26/W27)

2014年09月 1st RoundでChicago Booth出願。
2015年03月 Chicago Boothへの進学を決定。

大学院や受験方法についての情報収集
一般的な情報はWebで調査しました。それらにもとづき在校生や教授にコンタクトし、深堀を行いました。

志望校の選択
ランキング、留学目的を踏まえた上でのコース内容やカリキュラム構成、キャリアの広がり、コンタクトした在校生の印象の順で選択しました。

スクール、カウンセラーなどの活用
ある程度早い段階から十分なテスト結果が出ていましたので、Interfaceの1st Round Intensiveコースを利用して準備を行いました。実績、厳しいが真摯な姿勢、国際的プロジェクトに関わってきた経験が決め手となり、デバリエさんのご指導をお願いしました。

エッセイでは自分ではなんとも思っていなかったことが大きなアピールポイントになったりします。その逆もあります。デバリエさんとの議論を通して、それらのポイントを見つけ、エッセイに磨きをかけていきました。また、厳しい意見や異なった観点からの意見を聞いたり、さらに議論したりすることで、自分の中でものごとの構図、概要が整理されたり、仕事やプライベートにおける活動に対する意識が変わったりするなどのきっかけとなりました。

また、デバリエさんのキャリア経験にもとづく助言は、MBA受験だけでなく、将来の仕事や人生を考える上でとても有益なものとなりました。

準備方法、苦労した点、工夫した点など
TOEFL・IELTS
独学で勉強しました。MBA受験を決定していない段階で、1回目は特に準備をせず受験して105点取れたので、次回までに勉強して110点程度を取れたらいいなと思い2回目受験しましたが、点が下がりました。その結果を受け、GMAT受験で英語力も上がった段階で再度受験することにしました。その結果、最終的に111点を取得できました。

仕事で常に英語を使用していましたが、ReadingにはTOEFL用に英単語の学習が必要になると思い3400を使用しました。GMAT学習との相乗効果は大きかったです。Listeningは特に対策はしませんでした。Speakingはウェブベースの学習ツールのNoteFullを使用して学習しました。ただ、テンプレートにはとらわれ過ぎず、自然に話すようにした時に結果が出ました。Writingも参考書のテンプレートを参考にして、MS Wordの機能を使いつつ、1文あたりの文字数が多くなるように練習しました。こちらもGMAT学習との相乗効果は大きいと感じました。

GMAT・GRE

独学で勉強しました。ある程度のインプットを終えたら、練習問題、模擬試験を繰り返すことが重要だと思います。OG練習問題はGMAT Clubのアプリを使用して、他の練習問題や模擬試験も何らかの方法を用いて、正誤などを記録し、間違うポイントの分析を行って対策しました。

QuantitativeはOfficial Guideマスアカ、Webベースの学習ツールMagoosh、Manhattan GMATのAdvancedで勉強し、あとはOfficial GuideとManhattan GMATの模擬試験を繰り返しました。Manhattan GMATの模擬試験は結構難しく、よい練習となりました。

VerbalはManhattan GMATのRC、CR、SCで勉強し、練習問題、模擬試験に取り組みました。ただしVについては問題を覚えてしまいますのでSCのみ繰り返し解きました。このときも答えを覚えていたとしても、答えにいたるロジックも思い出した上で解答するようにしていました。

一言メッセージ
いろいろなところに既に書かれていることかと思いますが、早め早めの準備が大切だと思います。また、在校生(もちろん日本人以外も含む)や教授のコンタクト情報は学校のウェブサイトなどから比較的容易に入手できるので、それらを活用して積極的にコンタクトされるのが良いかと思います。

 

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職務経験
邦銀10年。法人営業2.5年、人事1年、リスク管理・金融規制対応6.5年。

Why MBA?
担当していた国際金融規制に係るロビイング・導入対応において、欧米主導でルールメイクがなされている現実に直面し、邦銀は規制コミュニティの中でより存在感を発揮していく必要があると感じた。そのためには国際的な交渉の場で伍していける交渉力や、金融のみならずパブリック・顧客産業を含めたプロフェショナルネットワークをMBAで身に付けたいと考えた。

留学の目的や活動予定
純ドメであるため、まずは海外経験=多様なバックグラウンドを持つメンバーの中でチームワーク・リーダーシップを発揮していく経験。10年のキャリアの棚卸し、つまり、自己の強みや弱みを理解し目指す姿に近づくために仕事の進め方・時間の使い方を含めビジネスパーソンとしてどう変わっていく必要があるのか(逆に何が通用するのか)を客観的に見つめなおす時間としたい。学問・課外活動としては、全くの未知の領域であるEntrepreneurship に関心あり。

留学後のビジョン
銀行に戻り、経営戦略の実行に主導的な立場で関わりたい。具体的には、アジアをはじめとする海外への事業展開の現場で、提携金融機関や現地当局との交渉役、現地銀行の経営を担いたい。

Preparation for MBA application
2014/2 社内選考を経て、社費派遣決定(TOEFL等の試験は未受験)
2014/6 TOEFL出願スコア107取得
2014/11 November Roundで米国MBAスクール1校に出願
2014/12 GMAT出願スコア740取得
2015/1 2nd RoundでChicago Boothを含む複数の米国MBAスクールに出願
2015/3 進学先を決定

大学院や受験方法についての情報収集
Campus Visitが最も有効。日本人だけでなく世界から集まる学生が感じるスクールの特徴を聞くことで、漠然と抱いていたスクールに対するイメージを検証することが可能。

キャンパスビジットの実施時期や内容
2014年11月中旬に6校(東海岸からColumbia, Wharton, CMU Tepper, Michigan, Chicago, UCLA)を周遊。私の場合、11/5に受けた第三回目のGMATで悲惨な点数を取り、Campus Visitに行くべきか悩んだが、結果的にCampus Visitでは多くの在校生に励まされ西海岸の気候に癒された。このリフレッシュがその後のスコアアップに繋がった、と勝手に信じている。

志望校の選択
「米国」という地域は派遣元会社による指定。在校生・Alumniとの話を通じて、Campusの雰囲気を可能な限り感じ取るように努めた。謙虚かつ向上心を持った方の多いスクールを好んだ。また、金融機関からの派遣者であることから、金融業界におけるAlumniネットワークの強さも重視した。

スクール、カウンセラーなどの活用
2014/5月頃、5名のカウンセラーにコンタクトをとり、Round One Admissions ConsultingのStephen RoundとAffinity英語学院の佐取副学院長のお世話になった。Stephen Roundの決め手は、冷静・温厚な人柄と、極端な功利主義者ではない(スコアで足元を見ない、トップスクール専業ではない)こと。どんなにスコアの状況が悪かろうと、私にとってのベストは何かを模索してくれる信頼できるパートナーだった。初面で感じた人柄は最後の1分まで変わることなく、安心感と自信を与え続けてくれた。

準備方法、苦労した点、工夫した点など

TOEFL・IELTS
TOEFL6回目の受験で107(R29, L29, S20, W29)。Sのスコアも引き上げるべきだったがGMATに手間取ったため間に合わず。意味があったか不明だが、S26を取った回のスコアレポートを出願時に併送。Andyさんの個人塾が非常に良かった。

GMAT・GRE
GMAT4回目の受験で740(V40, M50, IR6, AWA5.0)。2nd Round出願直前の12/24に目標点の700超え。あきらめずにやりきることが大切。Affinity英語学院(受験戦略全般)とYES(SC)にお世話になった→Affinityの体験談020ご参照http://www.affinity-english.com/testimonial/index.html。

エッセー
米国MBAでは概して制限字数やエッセイ数の減少傾向がみられる。数あるアピールポイントを絞り込み、印象に残るよう書き上げる技術が求められているように感じた。

推薦状
会社の上司と、外部機関(業界団体)の方にお願いした。推薦状の依頼・作成状況管理に係るタイムマネジメントは重要と思われる。MBAの出願等に慣れてない方を推薦者にする場合は、出願の3-4ヶ月前くらいの余裕をもって依頼をした方が良い。

インタビュー
最も重要なパート。純ドメという背景もあったため、Round One Admissions Consultingでのトレーニングに加え、BizmatesというフィリピンSkype会話を活用(後者は2か月間で25分×85コマ位を消化)。実際の面接では、選択肢に現地受験があるスクールは極力休暇等を利用し、渡航するようにした(Chicago Boothも香港のEMBAキャンパスで面接)。一般に純ドメ受験生は本邦alumniとの面接の方が有利、と言われる方もいる。私見としては、都合がつくようであれば少しでもAdmissions Officerとコミュニケーションのとれる現地受験をした方が良いように思われる。

MBA受験準備にかかった費用
300万円位。

自己PR内容
私企業における経験に加え、業界団体のメンバーとして業界の未来・利害を考えて行動してきた経験。

進学校の決め手
ビジット時の在校生の印象。

失敗談や後悔していること、もっと早く知っておきたかったことなど
1st Roundで上位校に狙い撃ちで合格できる実力あるアプリカントとは全く正反対で、国際経験ほぼ皆無かつスコアメイクでコテンパンにやられた私は、どこか一つでも引っかかってくれれば御の字という思いで過ごした一年間だった。最終的にCampus Visitで好印象を持ったスクールに合格することができ感無量である。受験をする上での要諦は、手数を多くこなすこと、である。試験の受験回数を多めに受ける、出願数を多めに出す、などである。正直、私の受験過程でも、インタビューで手ごたえのあったスクールから不合格をもらうという経験など、つらい時期もあった。すべてブラックボックスであり、事後検証できないのがMBA受験である。従って、こうすればうまくいく、といった類いのノウハウ話はあまりない。逆に言うと大数の法則を生かして実力に見合った結果を得るよう努力するべきだと思う。世界中のどこかには自分を愛してくれる異性がいるかもしれない、くらいのつもりで恥をかき捨てて多めにアプローチしてみることだと思う。

一言メッセージ
受験期間は対人的に十分な時間を割けないというのが最も辛かった。1歳になった子供を妻に任せ、周囲からの飲み会の誘いを断り、連日連夜ファミレスに向かう、という具合である。受験を終えてみると、協力してくれた家族や同僚・受験仲間が自分の事のように心から喜んでくれ、このことは自らの合格以上に嬉しく、心から感謝している。周囲との絆・信頼感を確かめ、さらには深めることが出来る貴重な機会だと思う。受験に疲れたとき、悩んでいるときは、(Chicago Boothへの関心有無関係なく)いつでもご連絡をください。